Powerwallのキャリブレーション
Powerwallは、バッテリーパフォーマンスを最適化するため、定期的にキャリブレーションを実行します。キャリブレーションによって、Powerwallはご自宅で引き続き正確かつ効率的に動作します。
注:キャリブレーションは通常のプロセスであり、Powerwallに問題があることを示すものではありません。
キャリブレーションはいつ行われますか
バッテリーの通常のサイクルにおいて、日常的な利用の中でキャリブレーションは自然に発生し、システムの動作に影響を与えることはありません。ただし、通常のサイクルで不十分な場合は、システムは30~90日ごとに専用のキャリブレーションサイクルを実行します。
キャリブレーションが進行中かどうかを知る方法
Powerwallのキャリブレーション中は、Teslaアプリに「キャリブレーション中」というバナーが表示されます。プロセスが完了するまで、このバナーは表示されたままになります。
キャリブレーション中の流れ
キャリブレーションを完了するため、Powerwallを100%まで充電する必要があります。また、場合によっては、20%未満まで放電する必要があります。
キャリブレーション中:
- Powerwallは、バックアップの蓄電率の設定値を超えて放電する可能性があります。
- このプロセス中、太陽光発電からご自宅への電力供給やPowerwallへの充電ができない場合があります。
- Powerwallは、電力系統からの充電および電力系統への放電の設定を一時的に無視する場合があります。ただし、電力会社の制限に違反することはありません。
キャリブレーションの所要時間は、システムによって異なります。また、設置場所の状況によりキャリブレーションにさらに時間がかかることがあります。例:
- 電力会社による充電・放電の制限がある場合
- バスバー保護機能(パネル制限)
- サイトの状況によるPowerwallの恒久的な電力制限
上記の制限により、充放電の能力が制限されるため、この結果、必要なキャリブレーションサイクルの完了にかかる時間が長くなります。Powerwallのキャリブレーションが72時間を経過すると、プロセスを終了し、後日キャリブレーションを再試行します。
Powerwallは以下の状況でキャリブレーションを終了します:
- オフグリッドイベント:電力系統の停電が発生した場合、キャリブレーションは停止されます。その後、Powerwallは従来とおりバックアップ電力を供給します。
- Storm Watch:Storm Watchの作動中はキャリブレーションが停止し、Powerwall 3は停電に備えて充電を開始し、ご自宅を保護します。
- VPPイベント: PowerwallがVPPイベントに参加している場合、キャリブレーションは停止し、システムは完全にイベントに参加します。
キャリブレーションを延期する方法
お客様にとって不都合な時間にPowerwallがキャリブレーションを開始した場合、キャリブレーションを延期し、後で開始するようにスケジュールを設定できます。Powerwallのキャリブレーションを延期するには、次の手順に従ってください:
- Teslaアプリで「キャリブレーション中」を選択してください。
- 「キャリブレーションを延期」を選択してください。
- Powerwallがキャリブレーションを再開する時刻を72時間以内で設定し、「保存」を選択してください。
延期している間、Powerwallは正常に作動します。キャリブレーションはサイクル毎に1回のみ延期できます。
注:キャリブレーションを延期させるには、ファームウェアバージョン26.2を搭載するPowerwall 3またはファームウェアバージョン26.18.2以降を搭載するPowerwall 2が必要です。また、キャリブレーションを延期させるには、バージョン4.50以降のTeslaアプリも必要です。