アップデート


以下のメールがテスラの従業員に送信されました。

今期も残るところ数週間となりました。社員の皆さんの類まれなる貢献に感謝します。現在 Tesla にとってとてもエキサイティングな瞬間が来ています。このような短期間でここまでの成長が得られたのは皆の努力の結晶です。忘れてしまいがちですが、10年前私たちは無名の存在でした。21世紀の幕開けにはまだ存在すらしていなかったのです。

私たちは今、私たちの歴史の中で四半期における新記録を達成しようとしています。これは、前四半期と比べると2倍以上の車を製造して納車することになります。しばらくの間、メディアを賑わせることになりますが、無視してください。結果が全てです。私たちは今自動車業界で今まで誰も達成したことがない急成長を遂げようとしています。自動車産業の歴史の中で成長が最も早かったと言われるのが通称T型フォード(Ford Model T)です。しかし、販売と製造数を比べても私たちの Model 3 とは比較になる早さではありません

電気自動車に加え、世界中をここまでワクワクさせるような新製品を創り出している会社は他にありません。これには、Tesla Model Y や Tesla (ピックアップ)トラックのSemi、そしてフルモデルチェンジした Roadster があります。さらに生産準備が着々と進んでいるソーラールーフは、Powerwall と Powerpack で着実に成長しています。世間の人が知っていることはこれぐらいでごく一部に過ぎません...

私たちの目標を達成するために、この数週間 Tesla 取締役会で協議を重ねた結果、役員の編成で人事に変更がありましたので発表します。

Jerome Guillenが、自動車部門の最高責任者に昇進し、私と直属の関係になりました。彼の役割は全車種に渡って自動車製造およびプログラム管理を監督し、広大なネットワークとなる自動車サプライチェーンを統括することです。Jeromeは、Model S プログラム の最初の管理者として起用されて以来、全車種のプログラムを総括し、その後全車種に渡ってエンジニアリングを担当したのちに、セールス&サービスを世界中に展開させるなど、この8年間 Tesla 事業に大きく貢献しこの事業の知識を深く獲得しました。最近では、一度は不可能だと思われた Model 3 の短期増産を実現するべく、生産力の高い総合組み立てラインを数週間の内に作り上げるなど重要な役割を果たしてくれました。Jeromeは Tesla に入社する前は、ダイムラー社のフライトライナー部門で史上最も成功したと言われるセミトラック プログラムの立ち上げおよび運営を担当しました。

Kevin Kassekertは、人事、施設、建設、およびインフラ開発部門の責任者から People and Places 部門の総括本部長に昇進しました。Kevinは Tesla で6年間勤務し、インフラ開発の総括本部長を務めました。Kevinは、ネバタ州にあるギガファクトリーの建設と開発をまとめました。シエラネバタ山脈の険しい岩石地帯に12000人が働くバッテリー工場を建設し、世界中のバッテリー工場をすべての合わせても及ばない生産力を誇る工場の建設と開発を3年程度で達成しました。これは驚くべき快挙と言えます。Tesla に入社する前は、数十億ドル規模の半導体生産工場の建設に携わっていました。すでにご存知かと思いますが、People 最高責任者の Gaby Toledano はご家族と時間を過ごすため数か月の休暇を過ごしています。個人的な理由でこのまましばらく休暇を続ける予定です。私は、彼女が今まで Tesla のためにしてくれたことに心から感謝しています。

Chris Lister は昨年 Tesla に入社し、ギガファクトリーが抱える生産問題と Model 3 短期増産問題の取り組みで重要な役割を果たしてくれました。Chris は、現在ギガファクトリー オペレーションの総括本部長に昇進しました。この役割は、ギガファクトリーの生産と技術部門を統括します。Tesla に入社する前は、Pepsico 社で大量生産体制の工場を複数運営しました。

Felicia Mayo は、シニアHR本部長および Diversity and Inclusion プログラムの代表を兼任していましたが、総括本部長に昇進となり私と Kevin の直属となりました。Felicia は、世界で最も幅広い人種で構成されるワークフォースを構築することの重要性を訴え、数百にも上る役職と50か国以上の国で事業展開する Tesla 社内での公平さを確保します。Tesla に入社する前は、PwC 社と Oracle 社でシニアHR職を務め、最近では Juniper Networks 社で Global Talent Acquisition and Diversity 部門の総括本部長を務めていました。

Tesla 環境、健康、および安全(EHS)部門の総括本部長を務める Laurie Shelby も私と直属の関係にあります。社員の安全と仕事にやりがいがでるような職場の環境づくりは私にとってとても重要なため、EHS を私の直属部門としました。自動車業界で最も安全な(しかも最も楽しい)職場環境を整えることに最大限の努力をしています。Laurie は昨年 Tesla に入社する前までは Alcoa 社で25年以上勤務し、同社の職場の安全を大幅に向上させました。Tesla に入社してからは、社内の業務災害率をすでに削減、EHS プログラムを大幅に向上させています。

Global Recruiting 総括本部長 Cindy Nicola は、私と Kelvin 氏の直属となります。Cindy は、2015年から国際的なリクルート活動を監督し、世界中から何千人もの優れた人材を発掘した経験の持ち主です。Tesla に入社する前は、Apple 社で Corporate Recruiting 部門を国際的に展開させ、その前は Electronic Arts 社で Global Talent Acquisition 部門の総括本部長を務めていました。

最後に、Dave Arnold は、Global Communications 部門の本部長に昇進し、コミュニケーション チームを監督します。Tesla に入社前は、Virgin America 社で Corporate Communications 部門の本部長を務めました。

改めてTesla を成功に導くために社員皆さんの努力に感謝します。皆さんが担当される職務は、未来の人類と地球のために持続可能なエネルギーのある社会を実現させるうえで重要な仕事であることを忘れないでください。

イーロン

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