コンシューマレポート誌 モデルS P85D 評価参考訳

(このポストは、米コンシューマリポート誌の発表記事の参考訳です)

AWDのテスラ モデルS  P85Dセダンが、コンシューマー レポートの行ったテストで史上最高の成績を収め、その評価システムを根底から覆しました。P85Dは容赦なく早く、瞬時に加速します。推進力は力強く、速いです。ほぼ瞬時に感じられる縦Gの力は凄まじく、同等の力を感じられるのは実際にビルから飛び降りた時くらいでしょう。
この電気自動車はエンジン音なしに時速0−60マイルまで3.5秒で加速します。その静かな加速は恐ろしく奇妙です。爆発的に早いため、テスラは「インセイン」ドライブモードを作ったという経緯もあります。

P85Dは非常に高価であるため、このクルマの素晴らしさを体験できる人は非常に限られます。しかし、パフォーマンスとエネルギー効率の両方の壁を突き破るブレイクスルー モデルとしての意味は非常に大きいです(アメリカのスタートアップ企業が作ったという事実はその価値をさらに高めています)。テスラモーターズはモデルSに続く電気自動車の発売を控えている。モデルXクロスオーバーは2016年、本体価格35,000ドル程度を目指しているよりコンパクトなセダンのモデル3は2018年発売予定です。

P85Dはこれまで最高得点を保持していた標準のモデルSと比べ、ブレーキとハンドリングもさらに優れています。それでいてエネルギー効率もモデルSを上回る87マイル/ガロン(37 km/L)相当です。

P85Dはパフォーマンス寄りのモデルでありながら、実用性と高級感で劣る点はありません。

しかしながら、私たちは評価中にジレンマに陥りました。このクルマは当初、定義上は100点を超えることができないコンシューマー レポートの評価システムで103点を獲得したのです。このクルマは新たな基準を打ち立てることとなったため、その基準に沿うためには私たちの評価システムに変更を加えざるを得ませんでした。他のクルマの評価にはそれらの変更による影響は出ていません。

もちろん、100点という評価を得たからといって、$127,820のP85Dが完璧なクルマあるとは言えません。不完全な点もあります。インテリアの素材は他の高級車と比べ豪華さに欠け、乗り心地は標準のモデルSよりも固く、音が大きいです。

また、長距離ドライブに出かける際、急速充電スタンドがルート上にない場合は、320 km程度の航続距離が問題になることも考えられます。

さらに、この評価ではクルマの信頼性は考慮されていないという点も重要です。私たちの行ったモデルSオーナーへのアンケートでは、モデルSの信頼性は平均的であるという結果が出ています。

こうした点を踏まえても、テスラ モデルS P85Dは自動車業界の節目となる存在といえます。このクルマは新たな道を切り拓くだけでなく、アメリカのスタートアップ企業の創造性を力強く体現しています。

参考:コンシューマレポート誌について

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