先週の事故に関する現状報告

(このポストは米国時間3月27日にポストされたブログの抄訳です)

先週金曜日に発生した事故でModel Xのドライバーが亡くなったことに謹んでお悔やみ申し上げます。テスラでは安全性を最優先しており、テスラ車による事故で命が失われることは非常に辛く真摯に受け止めています。今週、テスラは当局に事故調査に積極的に協力する旨を伝えました。

事故が発生するまでに何が起きたかはまだ分かっておらず、事故原因については不明です。現在把握していることは下記の通りです。

  • 衝突による車体の損傷が激し過ぎるため、車両のログが回収できていません。
  • 現在、車両に搭載されたコンピューターからログを復元するために当局に協力しています。ログが復元できれば何が起こったのかが明らかになると考えています。
  • テスラのデータによると、2015年にオートパイロットが実装されてから、テスラ車のオーナーがオートパイロットを使用してこの高速道路区間を走行した回数は計85,000回に及びます。また、今年だけに入っては約20,000回走行しており、これまでに事故が発生したことは、テスラが知る限り一度もありません。事故が発生したのと全く同じ区間を、オートパイロットを使用したテスラ車が毎日200回以上、問題なく走行しています。
  • この衝突が非常に激しかった理由は、コンクリートの中央分離帯との衝突による衝撃を軽減するために設置されている衝突衝撃緩衝具が撤去、または以前発生した事故により破壊されてしまっていたことです。以下の画像で衝突衝撃緩衝具が適切に設置されていた状態と、事故前日の状態が確認できます。事故前日の画像はこの区間を毎日通勤で通る、事故の目撃者のドライブレコーダーから取得しました。過去の衝突事故でModel Xがここまでの損傷を受けたことはありません。
  • Google ストリートビュー

    2018年3月22日木曜日 (事故前日)

    Google ストリートビュー

    2018年3月22日木曜日 (事故前日)

  • テスラのバッテリーパックは、万が一火災が発生した場合でも、乗員が余裕を持って車外に出れるよう、火はゆっくりと広がるように設計されています。目撃者によると、火災が危険な状況になった時には、Model Xの中に残っている人は誰もいなかったということです。このような深刻な衝突事故は、どのタイプの車両においても火災に繋がる可能性があります。テスラが収集した数十億km分の実走行データによると、米国内のガソリン車が火災に遭う確率は、テスラ車の5倍に及ぶことが分かっています。

また、1年以上前に米国政府が行った独自調査によると、オートパイロットの使用により事故率が40%低下することが分かっています。その調査が実施されてから、オートパイロットの性能はさらに向上しています。これは事故が発生する可能性を低くすることができるというだけで、すべての事故を完全に防げるということではありません。 

この事故に遭ったお客様とご家族のプライバシーを尊重し、調査が完了するまではテスラからこれ以上の情報を提供する予定はありません。

ご家族やご友人の皆さまに心からお悔やみ申し上げます。

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