テスラのミッションは、より低価格の電気自動車とエネルギー関連製品を通して、世界の持続可能エネルギーへシフトを加速することです。2018年末までに年間500,000台の車を生産体制を築くためには、テスラだけで現在全世界で生産されているリチウムイオン電池の全量を必要とします。その必要に迫られて生まれたのがギガファクトリーで、予測される電気自動車需要の増加に応じたバッテリーの供給を可能にします。

建設中のギガファクトリー、2014年11月4日
建設中のギガファクトリー、2014年11月4日

テスラは2014年6月に、ネバダ州スパークス郊外にてギガファクトリーの建設に着工しました。ギガファクトリーの名称は、「10億」を表す単位である「ギガ」に由来します。テスラの計画では、この工場におけるバッテリーの年間生能力は35GWhとなります。1 GWhは、1時間に10億ワットの電気を発電 (あるいは消費) することと同等です。この生産量は現在全世界で生産されているバッテリーの合計量に及びます。

ギガファクトリーは段階的に増設し、完成したセクションはすぐに稼働できます。ギガファクトリーの床面積は現在17.6万平方メートル以上で、稼働範囲の合計は45.5万平方メートルに及びます。しかし、これは工場全体が完成した際の30%弱に過ぎません。ギガファクトリーは、完成すると世界最大の建造物になると言われています。また、電力は完全に再生可能エネルギーでまかない、ネットゼロ エネルギー化を目指します。

ギガファクトリーにおける生産量が増えることで、バッテリーセルの生産コストが大幅に低下します。これはスケールメリット、革新的な製造方法、無駄の削減、そしてほとんどの生産プロセスを1ヶ所にまとめることによる単純な最適化の効果によるものです。バッテリーのコストを下げることで、より幅広いお客様にテスラの製品を提供できるようになります。それにより、テスラは世界の持続可能エネルギーへのシフトをさらに加速することが可能になります。

ネバダ州カールソン シティにおけるギガファクトリーの発表、2014年9月4日