車両のメンテナンス

Teslaのエンジニアは、お客様のTesla車両のパフォーマンス、信頼性、耐久性、そして安全性を最大限維持するためにもメンテナンスの推奨事項を継続的に見直しています。

ガソリン車とは異なり、Teslaの車両には従来のオイル交換、燃料システムのメンテナンス、スパーク プラグ交換や排気ガス チェックを必要としません。回生ブレーキによりエネルギーをバッテリーに戻すことでブレーキの摩耗が抑えられるため、ブレーキパッドの交換頻度すらも低くなります。

Tesla車両の最新メンテナンス推奨事項については、オーナーズマニュアルをご確認ください。

なお、日本国内における点検整備方式および年次点検費用の詳細はこちらから表示またはダウンロードいただけます。

メンテナンス サービス 推奨事項

キャビン エア フィルター

Tesla車両には、通気口からの花粉、産業降下物、道路粉塵といった粒子の侵入を防止するエアフィルターが搭載されています。Teslaでは、以下の期間ごとにキャビンエアフィルターを交換することを推奨しています。

Model 3
Model Y
2年ごとのキャビン エア フィルター交換を推奨。
Model S
Model X
3年ごとのキャビン エア フィルター交換を推奨。*
*2012-2020年に生産されたModel SおよびModel X車両の場合、2年ごとにキャビンエアフィルターを交換することをお勧めします。

HEPA (High Efficiency Particulate Air) フィルター

お客様のTesla車両にHEPAが搭載されている場合は、3年ごとにHEPAフィルターとカーボン フィルターを交換することを推奨します。

タイヤローテーション、バランス、ホイール アラインメント

Teslaでは、10,000 kmごと、または2本のタイヤのトレッド深さの差が1.5mm以上になった場合、どちらか早い方でタイヤローテーションを推奨しています。積極的な運転はタイヤの摩耗を早めさせる可能性があり、より頻繁にタイヤの保守管理を行う必要がある場合があります。ホイールおよびタイヤのバランスやアライメント調整不良があると、ハンドリング、タイヤの寿命およびステアリングコンポーネントに影響を及ぼします。追加の詳細情報については、タイヤメーカーのオーナーズマニュアルおよび保証書を参照してください。

ブレーキ液の点検

Teslaでサービスを予約して、ブレーキフルードの量や汚れなど状態を点検し、4年ごとにブレーキフルード交換、または必要に応じてブレーキフルードを交換することを推奨しています。

注記: けん引、長い下り坂、パフォーマンス走行などでブレーキを頻繁に使用する場合、特に高温多湿な環境で使用する場合は、ブレーキフルードの点検と交換を頻繁に行う必要があります。

エアーコンディショニング サービス

エアコンディショニング サービスでは、空調システムの寿命を延ばし効率性を高めるために、エアコン デシカントバッグの交換を行います。Teslaでは、以下の期間でエアコンディショニング サービスを実施することを推奨しています。

Model 3 4年ごとのエアコン デシカントバッグ交換を推奨。**
Model Y 4年ごとのエアコン デシカントバッグ交換を推奨。
Model S
Model X
3年ごとのエアコン デシカントバッグ交換を推奨。†
**2017年から2021年に生産されたModel 3でヒートポンプが搭載されていない場合は、6年ごとにエアコン デシカントバッグを交換することを推奨しています。

†Teslaでは、2012-2020年に生産されたModel Sについては2年ごと、2012-2020年に生産されたModel Xについては4年ごとにエアコン デシカントバッグを交換することを推奨しています。

ウィンター ケア

寒冷地で使われる車については、12か月ごとまたは20,000kmの走行ごとに、すべてのブレーキ キャリパーに対する清掃および潤滑を行うことを推奨します。

高電圧バッテリー メンテナンス

高電圧バッテリーのメンテナンスが必要な場合は、車両のタッチスクリーンにサービスを予約する必要があることを示すメッセージを表示して通知します。

高電圧バッテリー システムの保守は、訓練された技術者のみが実施する必要があります。どのような状況下においても、バッテリーのフタを開けたり、バッテリーを改造したりしないでください。高電圧コンポーネントやケーブル、コネクタの分解、着脱は行わないでください。

サービスの予約方法
よくある質問
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