エア サスペンション
Model Xは、快適な乗り心地を提供し、好みに合わせてサスペンションを軟らかめまたは硬めに設定することができるアダプティブ エアサスペンションを装備しています。荷物を積載する場合、エア サスペンションがフロントとリア間の水平を自動的に維持します。状況に合わせて手動で車高を調整することができます(たとえば、急な車道や傾斜路、積雪のある場所、減速バンプ、駐車場などを走行するときにさらに地上高が必要な場合にModel Xの車高を上げることができます)
車高調整
ブレーキ ペダルを踏んでタッチスクリーンの「コントロール」をタッチすれば、手動で車高を調整できます。利用できる車高設定は、走行速度とその他条件(ドア開放時はサスペンションは下がらないなど)によって異なります選択します:
- Very High - 「Very High」に設定しておくと、約100フィート(30 m)走行後、または走行速度が15 mph(24 km/h)に達するとサスペンションは自動的に(、または「Low」)に下がります。速度がしきい値に達するまで、距離制限なく「Very High」設定を維持するには、「15 mphまで維持」 にタッチします。
- High - 「High」に設定しておくと、約100フィート(30 m)走行後、または走行速度が35 mph(56 km/h)に達するとサスペンションは自動的に(、または「Low」)に下がります。速度がしきい値に達するまで、距離制限なくHigh設定を維持するには、 「35 mphまで維持」にタッチします。
- Medium - 「Medium」に設定すると、あらゆる積載条件下で最大の快適性と最良の操作性が得られます。走行速度が 55 mph(89マイル)に達すると自動的に車高が「Low」まで下がります。
- Low - 車高を下げると、空力性能が向上し、荷物の積み下ろしや乗員の乗降が楽になり、ハンドリングが向上します。
- Very Low - この設定は、手動で選択しないと有効になりませんが、 高速で走行すると自動的に有効になります。サスペンションは次回運転するとき自動的にLowに戻りますが、車両の速度によって適切な時に有効になります。
乗り心地とハンドリング
「車高&ハンドリング」に関連する設定では、サスペンション システムをリアルタイムで調整して、乗り心地とハンドリングの両方を最適化できます。オプション:
- コンフォート - 柔らかい乗り心地でゆったりと運転することができます。
- 標準 - 様々な道路や運転スタイルに合わせて調整を行い、滑らかなで十分にコントロールされた乗り心地を提供します。
- スポーツ - 確実にコントロールされた乗り心地を提供し、ドライバーの意思がより反映され、道路と連動しているような感覚になります。
オートパイロット が有効なときにサスペンション設定を自動的に調整して、より快適な乗り心地にすることもできます。の順にタッチして、「オートパイロットで標準の乗り心地とハンドリングを使用する」を有効にします。
自動車高調整位置
サスペンションを「High」または「Very High」に上げると、その場所が自動的に保存されます。場所を保存することで、以前車高を上げたことがある場所で頻繁に車高を上げる必要がある場合に、その都度手動で車高を上げる必要がなくなります。保存した場所に戻ると、Model Xはサスペンションを上げて、インストゥルメント パネルには、サスペンションが上げられていることを示すメッセージが表示されます。
場所を保存するとき、Model Xは「XX mphまで維持」設定も保存します(指定された場合)。
車高自動上昇場所を取り消す
ある場所でサスペンションを自動で上昇させたくない場合は、保存場所まで上昇したときに表示されるポップアップでタッチして、「この場所ではいつでも車高オート調整を有効にする」の選択を解除します。またはメイン コントロール ウィンドウの「サスペンションを上げる」を使用し、タッチして「場所を保存」の選択を解除します。
セルフレベリング
Model X エアサスペンション装備の場合、電源がオフでも自動的にセルフレベリングが働きます。ジャッキアップやリフトアップの際に破損するのを防ぐため、「ジャッキ モード」を起動して、セルフレベリングを無効にする必要があります。(ブレーキ ペダルを踏み、の順にタッチします)。詳細については、ジャッキ アップと引き上げを参照してください。