バックアップ予備電源と制御モード

バックアップ予備電源モードでは、停電が発生した場合でも電力を供給し続けるために、Powerwallを蓄電して備えます。「設定」画面上部にあるスライダーを調整して、ご希望のバックアップ用残量値を設定します。

停電時に備えてより多くの非常用電力を蓄電したい、またはお住いの地域で停電が頻繁に起こる場合は、バックアップ用残量値を高く設定することができます。自家消費モードまたは時間帯別制御モードが有効になっているときにPowerwallのパフォーマンスを最適化したい場合は、バックアップ用残量値を低く設定します。


停電時に、Powerwallの放電がバックアップ用残量値を下回る場合があります。停電が解消されると、Powerwallはバックアップ用残量値を超えて充電する場合があります。Powerwallをバックアップ専用として使用するには、自家消費モードを選択して、バックアップ用残量値を100%に設定します。

自家消費

自家消費モードでは、日中使用されずに余った太陽光発電による電気を蓄電し、夜間ご家庭に供給します。Powerwallは、太陽光発電による余剰電力が発生すると充電します。Powerwallに蓄電した電気は、太陽光による電気が不足した際や夜間に使用されます。

太陽光発電による電気で家庭内での消費電力をすべてまかなうことができ、また、Powerwallがフル充電されている場合には、余剰電力は電力系統へ出力されます。同様に、太陽光発電とPowerwallから供給される電力以上に電力を消費している場合には、電力系統から電力を取り込みます。

自家消費モードでは、ご家庭で使用できる太陽光発電による電気を増やすことができます。これは、二酸化炭素排出量を削減することができ、また、電力会社からの電力供給に依存しない最適な方法です。Tesla アプリでエネルギーデータならびにインパクトカードの詳細をご覧ください。
 

自家消費モードの設定方法

手順1: ホーム画面から「設定」メニューを開きます。

手順2: 「運転モードの設定」で「自家消費」を選択します。 

手順3: 画面上部にあるスライダーを調整して、ご希望のバックアップ リザーブを設定します。

注記:バックアップ用残量値を高く設定すると、停電時に電力を確保するためにより多くのエネルギーが節約されます。一方、バックアップ用残量値を低く設定して、自家消費モードを選択すると、Powerwallへの電力配分が最適化されます。バックアップ用残量値は、個人の経済的なニーズと電力確保の見通しをご考慮の上、設定してください。

時間帯別制御

時間帯別制御(別名ピークシフト)は、Powerwallを賢く充電または放電して節約効果を最大化します。電気料金が1日を通して変動する場合は利用時間帯別料金プランをご利用の可能性が高いため、時間帯別制御が経済的効果を最大限に引き出します。時間帯別料金プランとは、電気料金が時間帯、曜日、または季節によって変動する電気料金体系です。

電力会社は通常、時間帯別料金プランを3つの期間に分割しています。

  • ピーク時(最高域): 電力需要の高い時間帯で電気料金が最も高い
  • 夜間(最低域): 電力需要が低い時間帯で電気料金が最も安い
  • 最低域と最高域の間(中間域): その他の時間帯


Tesla アプリでエネルギーデータならびにインパクトカードの詳細をご覧ください。


時間帯別制御を設定する方法

時間帯別制御モードを設定するには、契約中の時間帯別料金プランを事前に確認してください。プランの内容は通常、電力会社のウェブサイトでご確認いただけます。

手順1: ホーム画面から「設定」メニューを開きます。

手順2: 「運転モードの設定」で「時間帯別制御」を選択します。

手順3: 「電気料金の時間帯設定を編集」をタップしてご希望の料金プランを設定します。画面上の「平日」と「週末」を切り替えることで、1週間の料金プランをカスタマイズできます。

手順4: 「オフピーク」セクションをタップし、「開始」と「終了」の時間を選択します。次に、「戻る」アイコンをタップし、「ピーク」セクションでも、この手順を繰り返します。

手順5:画面上にあるスライダーを調整して、ご希望のバックアップ用残量値を設定します。

注記:バックアップ用残量値は、個人の経済的なニーズと電力確保の見通しをご考慮の上、設定してください。バックアップ用残量値を高く設定すると、停電時に電力を確保するためにより多くのエネルギーが節約されます。一方、バックアップ用残量値を低く設定して、自家消費モードを選択すると、Powerwallへの電力配分が最適化されます。バックアップ用残量値は、個人の経済的なニーズと電力確保の見通しをご考慮の上、設定してください。


エネルギー予測

Powerwallは、継続的にエネルギー予測を行い、電力使用量と季節による太陽光発電量の傾向を学習します。このエネルギー予測により、Powerwallは電力使用量を最適化することができます。料金が高い時間帯に電力を使用する可能性が高いと予測された場合、Powerwallは料金が低い時間帯には充電を、料金が高い時間帯には放電を優先します。

注記: この高度な予測機能は電力使用量を把握するために時間が必要です。そのため、時間帯別制御は選択いただけるようになるまでに約1週間かかります。

ご利用いただける場合、Powerwallはオフピーク時に自動的に電力系統から電気をため、ピーク時(最高域)の電力消費量を相殺します。

予備運転モード

気温が低いと、すべてのバッテリーの充電能力が低下します。Powerwallはこれに対処するために、プレコンディショニングを使用しています。気温が氷点下になると、プレコンディショニング機能がオンになり、Powerwallを温めて運転と充電パフォーマンスを改善します。Powerwallは自らを加熱するために少量の電力を消費し、それにより高出力充電が可能になります。

寒い夜には、Powerwallは日の出前に自動的に予熱するため、日中最大の太陽光発電を蓄えることができます。予備運転モードとTesla独自の水冷式温度管理システムの組み合わせにより、他のあらゆる家庭用蓄電池よりも低い温度でPowerwallを動作させることができます。


その他の注意事項:

Powerwallは、内部温度を検知し最適なタイミングでモードのオン/オフを行うため、お客様ご自身ではプレコンディショニングを操作できません。

プレコンディショニング中、電力フローの画面に太陽光発電または電力網からPowerwallに流れるエネルギーが表示される場合があります。これは正常な動作であり、エネルギーは充電ではなく加熱に使用されます。

冬の数か月間は、寒冷地でのパフォーマンスを向上するために必要なPowerwallの容量が少量確保されます。これにより、Tesla アプリで表示される総容量が変わる場合があります。合計容量は変更されていませんのでご安心ください。この少量の蓄電はパフォーマンス向上のために確保されるものです。