サモン

この機能は、およそ2023年1月以降に製造された車両用の将来のソフトウェア アップデートで有効になるまで、一時的に制限される、または無効にされることがあります。

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販売地域、車両構成、購入したオプション、ソフトウェア バージョンによっては、車両にサモンが装備されていない場合や、その機能が記述通りには作動しない場合があります。

サモンでは、車両の外側に立って、Model Xを自動的に駐車させたり、呼び寄せることができます。サモンでは、Model Xを前後に最大12 m駐車スペースとの間で移動させます。

スマート サモン(装備されている場合)と携帯電話を利用して、障害物を避けながらModel Xをより長い距離移動させることができます。スマート サモンを使用すれば、車両がお客様のいる位置を検知することができます(または、選択した場所まで車両を移動させることができます)。スマート サモンを参照してください。

Model Xを動かすには、携帯電話がBluetoothでペアリングされている必要があります(電話機またはBluetoothデバイスのペアリングを参照)。

サモンを使用するには、Model Xの近くに有効なキーが検出できる必要があります。

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警告
サモンは、周囲環境をよく知っていて予測できる駐車場および私有地内の車道で使用することを目的として設計されています。
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警告
サモンは、ベータ版の機能です。継続して車両とその周囲を監視し、いつでもすぐに対応できるようにしてください。ドライバーには、サモンを責任をもって安全に、意図どおりに使用する責任があります。サモンの制限とその使用を妨げる可能性のある条件の詳細については、「警告と制限」を参照してください。

サモンを使用する前に

サモンを作動させる前に、タッチスクリーンでサモンをオンにしてお好みの動作方法にカスタマイズしてください。「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「サモンのカスタマイズ」の順にタッチし、お好みに合わせて以下の設定を調節します。

  • バンパークリアランス: サモン使用時の検知物体から離れて停止する距離設定(例: ガレージの壁から数インチ内に停止を希望)。この距離は、前進時サモンがModel Xの前面に検知する、または後進時サモンがModel Xの後ろに感知する物体にのみ適用されますので、ご注意ください。
  • サモン距離: 駐車スペースへの出入り時に、Model Xが移動する最長距離の設定。
  • サイド クリアランス: サイドクリアランスの許容距離を指定するオプションを選びます。「タイト」では、Model X が非常に狭い駐車スペースに出入りできるようになります。
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    警告
    狭いスペースに駐車することは、カメラおよびセンサー(装備されていれば)が障害物の位置を正確に検出する能力を制限するため、Model Xまたは周囲にある物体に損傷を与えるリスクがあります。
  • 「連続押してください」: サモンのデフォルト設定では、駐車動作中、モバイルアプリのボタンを長押しして、Model Xを動かすことが必要です。「連続押しが必要」「いいえ」に設定した場合、ボタンを押して指を離すことができ、車両を動かし続けるために長押しする必要はありません。また、「連続押しが必要」「いいえ」に設定している場合、モバイル アプリの代わりにキーフォブを使用してサモンを操作したり(キーフォブでサモンを操作するを参照)、車内からパーキング動作を開始したりできます(降車前にサモンを開始させるを参照)。

上記設定は、サモン装備車のみに適用されスマート サモン(装備されている場合)には適用されません(スマート サモンを使用する前にを参照)。スマート サモンでバンパーとの間隔、距離、側面の間隔はカスタマイズできません。スマート サモン使用時には、必ずモバイルアプリ上のボタンを長押ししてModel Xを動かしてください。また、スマート サモンはキー フォブではなく、モバイル アプリでのみ作動します。設定はすべて手動で変更するまで保たれます。

サモンを使用した車両の駐車・呼び出し

サモンを使用しModel Xを駐車するには、次の手順を行います。

  • Model X12 mの駐車スペース内に駐車させますので、前進でも後進でもModel Xはスペースの内外へ一直線の経路を辿ります。
  • Model Xキーフォブが近くにあることを確認してください。
  • Bluetoothを介して携帯電話とModel Xをペアリングします(電話機またはBluetoothデバイスのペアリング参照)。一度ペアリングすると、携帯電話は常に自動でModel Xに接続します。サモンを動作させるには、車両から約6 m以内に携帯電話がある必要があります。
  • モバイルアプリ上で「サモン」をタッチすることで、車外から駐車動作を開始し、「前進」または「後進」ボタンを長押しします。
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    「連続押しが必要」設定を「いいえ」に設定している場合、ボタンを長押しする必要はありませんので、ボタンを押してから指を離してください。
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    駐車操作を車両内部から初期化することもできます(降車前にサモンを開始させる参照)。

サモンはModel Xを前進または後進(指定方向に基づく)へと切り替え、駐車スペース内外へ運転します。駐車完了時、または障害物を検知した場合、サモンはModel Xをパーキングへと切り替えます。サモンがModel Xをパーキングへと切り替える時:

  • Model X その進行経路(指定した「バンパークリアランス」設定範囲内)にある障害物を検知します。
  • サモンがModel Xを最大移動距離12 m移動させた場合。
  • 「前進」または「後進」ボタンから指を離します。
  • 手動でサモンを停止させるには、いずれかのボタンを押してください。

Model Xの駐車にサモンを使用した場合、Model Xを元の位置(Model Xが駐車したままの状態)および指定した最大の「サモン距離」まで戻すのにも(どちらが先でも)、サモンを使用できます。障害物がない場合は、モバイル アプリ上で反対方向を指定するだけで、サモンが元の経路に沿ってModel Xを移動させます。障害物を検知した場合、Model Xはその元の経路にごく近い経路を辿りながら障害物を避けようとします(サモンは障害物周辺で車両を移動させません)。

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サモンを使用してModel Xを複数回同じ方向へ動かす(最大移動距離が12 m以内)には、サモンをキャンセルし、同じ方向を用いて駐車動作を再開してください。
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障害物を避けるためにModel Xをサモンが少しだけ外側に移動させますが、元の運転経路に戻す際にModel Xを障害物周辺で動かすことはありません。スマート サモン(装備されている場合)の場合のみ、Model Xが障害物周辺を操舵して動くことができます。
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サモンを使用するには、Model Xの近くに有効なキーが検出できる必要があります。
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警告
Model X バンパーより低い位置にある物体、幅の非常に狭い物体、または天井からぶら下がっている物体(例、自転車など)などは検出できません。加えて、予期せぬ事態が起きると、サモンの駐車スペース内外へ移動させる性能が低下する場合があり、そのために適切にModel Xを移動させないことがあります。このため、車両の動きや周囲の状況を常に監視し、いつでもキーのいずれかのボタンを押して Model X を停止できるよう準備して待機する必要があります。

キーフォブでサモンを操作する

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キー フォブのバッテリー電力が少なくなると、サモンが作動しないことがあります。

キー フォブ を使用して車外からのModel X駐車手順に従ってください。

  1. タッチスクリーン上で、必ず「連続押しが必要」をオフにします(「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「サモンのカスタマイズ」 > 「連続押しが必要」の順にタッチします)。
  2. Model Xのギアをパーキングに入れ、3 mの範囲内から、キー フォブの最上部中央のボタン(すべてのボタンのロック/ロック解除)をハザード ライトが継続的に点滅するまで長押しします。
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    Model Xがロックされるとハザードライトが一回点滅します。そして、5秒以内にModel Xの電源が入りハザードライトが連続して点滅します。ハザードランプが連続して点滅するまで、次のステップに進まないでください。5秒後にハザード ライトが点滅しない場合は、キー フォブ アクセサリーのボタンから指を離し、Model Xの近くに移動し再度試してください。サモンは10秒以内に何の操作もされなければ、キャンセルされます。
  3. キー フォブのフロントトランク ボタンを押してModel Xを駐車スペースに前進させます。または、リア トランク ボタンを押してModel Xを駐車スペースに後進させます。

キーフォブでサモンを操作する

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キー フォブ のバッテリー電力が少なくなると、サモンが作動しないことがあります。

キー フォブ を使用して車外からのModel X駐車手順に従ってください。

  1. タッチスクリーン上で、必ず「連続押しが必要」をオフにします(「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「サモンのカスタマイズ」 > 「連続押しが必要」の順にタッチします)。
  2. Model Xのギアをパーキングに入れ、3 mの範囲内から、キー フォブ の最上部中央のボタン(すべてのボタンのロック/ロック解除)をハザード ライトが継続的に点滅するまで長押しします。
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    Model Xがロックされるとハザードライトが一回点滅します。そして、5秒以内にModel Xの電源が入りハザードライトが連続して点滅します。ハザードランプが連続して点滅するまで、次のステップに進まないでください。5秒経過してもハザード ランプが点滅しない場合は、キー フォブ のボタンから指を離し、Model X近くに移動し再度試します。サモンは10秒以内に何の操作もされなければ、キャンセルされます。
  3. キー フォブ のフロント トランク ボタンを押し、駐車スペースからModel Xを前進させます。または、リア トランク ボタンを押してModel Xを駐車スペースへ後進させます。

降車前にサモンを開始させる

降車前にサモンの駐車動作を開始するにはModel X:

  1. タッチスクリーン上で、必ず「連続押しが必要」をオフにします(「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「サモンのカスタマイズ」 > 「連続押しが必要」の順にタッチします)。
  2. すべてのドアおよびトランクを閉めます。
  3. Model Xの電源をオンにし、パーキングにシフトした状態で、ヨーク(またはハンドル)の右側にあるスクロール ボタンを2回押します。タッチスクリーンにポップアップ画面が表示されます。
  4. タッチスクリーンで、進行方向を選択してください。
  5. Model Xから出て、運転席のドアを閉めます。

これで、サモンンがタッチスクリーンで指定した方向へとModel Xを移動させます。

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車両から降りる前にオートパーキングをキャンセルするためには、ポップアップ画面にある「キャンセル」をタッチしてください。
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タッチスクリーン上で進行方向を選択していない場合、降車してもサモンは駐車操作を開始しません。

サモンの停止またはキャンセル

サモンが有効なときは、モバイル アプリを使用して、またはキー フォブの任意のボタンを押して、Model Xをいつでも停止できます。サモンは以下の場合でもキャンセルされます。

  • ドア ハンドルが押されている、またはドアが開いている場合。
  • ヨーク(またはハンドル)、ブレーキ ペダル、アクセル ペダル、シフトのいずれかを操作している場合。
  • Model X が障害物を検知した場合。
  • サモンが、Model Xを最大移動距離約12 m動かした場合。
  • お使いの携帯電話がスリープモードになっているか、Model Xへの接続が途切れた場合。