車内の電子装備品

Model Xの車内には、収納コンパートメントやカップ ホルダー(車内の収納を参照)に加えて、USBポート、ワイヤレス電話充電器、および12 V電源ソケットといったさまざまな電子装備品があります。

USBポート

Model X 5つのUSBポートを搭載:

  • センター コンソールのフロント コンパートメントにUSB 2.0ポートを2か所装備しています。このUSBポートはUSBデバイスの充電に使用できるほかに、電話やUSBデバイスのオーディオ ファイルの再生も可能です(デバイスからメディアを再生参照)。
  • リア タッチスクリーンの下にもUSBポートが2か所装備されており、USBデバイスの充電に使用できます。
  • グローブボックス内部にも、USBポートが1か所装備されています。このポートには、USBフラッシュ ドライブが搭載されています。このUSBポートのセキュアな設置場所は、セントリー モードやダッシュカムのビデオ映像の保存には理想的です。

USBポートは最大で約27Wの電力を出力できます(車両の製造日によって異なる可能性があります)。

USBフラッシュドライブのフォーマットについては、ビデオ録画のためのUSBドライブの要件を参照してください。

フロントUSBポートを使用するには、センター コンソールのフロント コンパートメントを開きます。フロントUSBポートは、コンパートメントのリア側の側面にあります。

フロント コンパートメントが開いた状態で、側面の2つのUSBポートが見えているフロント コンソール

リアUSBポートは、リア タッチスクリーンの下にあります。

リア タッチスクリーンの下にある2つのUSBポート

グローブボックスUSBポート:

開いた状態で、USBポートのUSBドライブが見えているグローブボックス
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車両がユーザーの存在を検知すると、電源が供給されます。運転席に人がいる、またはタッチスクリーンが操作されている場合、ユーザーは存在すると見なされます。また、低電圧バッテリーの充電中や使用中、高電圧バッテリーの充電中、または車両がモバイル アプリと通信しているときなども電源が供給されます。アクセサリーを接続したままにしておいても、低電圧バッテリーは消耗しません。
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USB 3.0互換ケーブルを使用して、デバイスをUSBポートに接続します。非準拠ケーブルを使用すると充電に時間がかかり、接続上の問題や、パフォーマンスの低下が生じるおそれがあります。
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USB ハブを使用して複数の機器を接続しないでください。複数のデバイスを接続すると、接続されているデバイスが充電されなかったり、メディア プレイヤー、セントリーモード、ダッシュカムなどに認識されないことがあります。

ワイヤレス電話充電器

ワイヤレス電話充電器はフロント コンソールに統合されており、Qi対応の電話を最大15Wの電力で充電できます。電話機を充電するためには、2つある充電パッドのどちらかの上に電話機を置きます。電話はワイヤレス充電器と直接接続する必要があります。充電中のスマートフォンは暖かく感じることがありますが、これはインダクティブ方式充電で通常起きる現象です。

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注意
充電する前に、電話と充電器の間にあるもの(コイン、鍵、金属製の物体など)を取り除き、一体型携帯電話ケースなどを使用している場合は、電話の上や裏に収納されているNFCカード(車両キーカード、クレジットカード、ホテルの鍵など)を取り出してください。NFCカードを取り出さずに電話を充電すると、カードが破損することがあります。
ワイヤレス電話充電器

車両の電源が入っているとき(タッチスクリーンが有効で車内にいるとき)にお使いのスマートフォンをワイヤレス充電器に置くと、電話が充電されます。「エアコンをオンのままにする」、「ドッグモード」、「キャンプモード」、「セントリーモード」などの機能が有効になっていない限り、車から降りても電話機は充電されません。

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電話ケースが厚すぎる場合や金属製の場合、ワイヤレス電話充電器は動作しません。電話をケースから取り出し、充電器の上に置いてください。
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車両の高電圧バッテリーが放電されていると、ワイヤレス電話充電器は充電されません。

低電圧 電源ソケット

お使いのModel Xには、センター コンソールのコンパートメントに電源ソケットが搭載されています。低電圧ソケットを使用するには、センター コンソールのフロント コンパートメントを開きます。

アーム レストが上がった状態で、コンパートメント内の電源ソケットが見えているセンター コンソール

電源ソケットは12Aまでの連続通電(最大16A)が必要なアクセサリーに適合します。

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車両がユーザーの存在を検知すると、電源が供給されます。運転席に人がいる、またはタッチスクリーンが操作されている場合、ユーザーは存在すると見なされます。また、低電圧バッテリーの充電中や使用中、高電圧バッテリーの充電中、または車両がモバイル アプリと通信しているときなども電源が供給されます。アクセサリーを接続したままにしておいても、低電圧バッテリーは消耗しません。
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警告
電源ソケットやアクセサリー端子は熱くなることがあります。
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警告
車両の電気系統に対する過剰な干渉を回避するために、パワーインバーターを含む、Teslaの純正品以外のアクセサリーを低電圧電源ソケットに接続しないようにすることをお勧めします。ただし、Teslaの純正品以外のアクセサリーを使用した場合に、インジケーターのライトが点灯したり、警告メッセージが表示されたりアクセサリーが極端に熱くなったりするなどの誤動作や予期しない動作に遭遇した場合は、アクセサリーを低電圧電源ソケットから直ちに取り外してください。
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低電圧電源ソケットに差し込まれたパワー インバーターは、機能するためにDC 16 V入力をサポートしている必要があります。
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注意
低電圧電源ソケットを使用してModel Xのジャンプ スタートを試みないでください。故障の原因となることがあります。

アクティブ ロード ノイズ リダクション

Model X 荒れた路面を走行する際に低周波ロード ノイズを減少させるアクティブ ロード ノイズ リダクションを装備しています。そのために、車両はシート マイクを使用してキャビン内のノイズを測定し、スピーカーからアンチ ノイズを発生させることで、前席の乗員の周囲にインテリジェントに静かなゾーンを作ります。

ヘッドレストの一方に青い陰影のあるフロント シート

アクティブ ロード ノイズ リダクションをオンまたはオフにするには、メディアプレーヤーを開き、「オーディオ設定」アイコン > 「オプション」 > 「アクティブ ロード ノイズ リダクション」の順にタッチします(オーディオ設定アイコンに3本の縦線のイコライザが表示されます)。有効にする前に、キャリブレーションを実施するためには、数分間の運転が必要になる場合があります。

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アクティブ ノイズ リダクションを効果的に作動させるため、マイクを(シート カバーなどで)覆わないようにしてください。窓が開いている、ドアが開いている、またはファンが作動している場合、アクティブ ロード ノイズ リダクションは無効になる可能性があります。車両の後席に人が乗っている場合もアクティブ ロード ノイズ リダクションは無効になります。
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注意
清掃時にマイクが損傷するのを防ぐには、マイクが取り付けられているシート周辺を過度に濡らさないでください。