アクティブボンネット
アクティブボンネットの仕組み
(装備されている場合) Model X (販売地域および製造日により異なります)正面衝突した歩行者や自転車走行者の頭部の負傷を軽減するアクティブボンネットを使用した歩行者保護システムを備えています。車両の前部にある複数のセンサーは、Model Xが23~52 km/hで走行しているときに、歩行者との衝突を検出すると、ボンネット後部を80 mm持ち上げるように設計されています。これにより、ボンネットとその下にあるコンポーネントとの間のスペースが広がり、負傷の可能性を減らします。
注
歩行者保護システムは、アクティブボンネットの作動タイミングを決めるよう設計および調整された一連のセンサーとアルゴリズムを使用していますが、歩行者との衝突事故で必ず作動するとは限りません。同様に、アクティブボンネットはModel Xが動物や車両あるいは物体に衝突したときに展開する場合もあります。
アクティブボンネットが作動したときは、インストゥルメントパネルに警告が表示され、チャイムが鳴ります。直ちに最寄りのTeslaサービスセンターまたはTesla認定ボディショップまでModel Xを持ち込んでください。アクティブボンネットが作動した場合は、その都度アクティブ ボンネットの関連センサーおよびアクチュエーターを整備する必要があります。
警告
アクティブボンネットが作動すると、アクティブボンネットが上昇し、ドライバーの視界を遮るため衝突を起こす原因となる恐れがあります。安全に走行できる場合は、Model Xを最寄りのTeslaサービスセンターまたはTesla認定ボディショップまで車を持ち込んでください。安全に走行できない(持ち上がったボンネットで視界が遮られたり、ボンネットのハッチが損傷していたりなど)場合、車両を輸送する必要があります。
警告
アクティブボンネットが作動していないときに作動したことを示す警告がインストゥルメントパネルに表示されるときは、ただちにModel Xを最寄りのTeslaサービスセンターへ運んでください。
注
フロントバンパーに損傷を被った場合は、Tesla認定ボディショップでセンサーに損傷がないか点検を受けてください。