フルセルフドライビング(監視付き)

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販売地域、車両構成、購入したオプション、ソフトウェア バージョンによっては、車両にフルセルフドライビング(監視付き)(「市街地でのオートステアリング」とも呼ばれる)が装備されていない場合や、その機能が記述通りには作動しない場合があります。

フルセルフドライビング(監視付き)(市街地でのオートステアリング)が作動している場合、Model Sは目的地までドライブしようとします。道路のカーブに沿って進み、交差点で停止したり通過したり、左右に曲がったり、高速道路に出入りしたりします。

トラフィックアウェア クルーズコントロール、オートステアリング、ナビゲート オン オートパイロットは、車線が明確なマルチレーン道路での使用を目的としていますが、フルセルフドライビング(監視付き)はさまざまな運転シナリオで機能するように設計されています。フルセルフドライビング(監視付き)は、住宅街や都市部など、あらゆる種類の道路で使用できます。

フルセルフドライビング(監視付き)Model Sの自律走行を実現するものではなく、運転する際は、十分に注意を払い常に即座に行動を起こす準備ができている必要があることを常に覚えておいてください。フルセルフドライビング(監視付き)を有効にしている間は、常に周囲や他の道路利用者を監視する必要があります。

対向車のある狭い道路、工事区域、複雑な交差点を通過しているときなど、特定の状況では、ドライバーの介入が必要になる場合があります。ドライバーの介入が必要になるシナリオの例については、「制限と警告」を参照してください。

フルセルフドライビング(監視付き) は、Model Sの前面、背面、左右に取り付けられたカメラからの入力を使用して、Model Sの周囲エリアのモデルを構築します(カメラを参照)。Model Sにインストールされているフルセルフドライビング コンピュータは、この入力を使用し、ニューラル ネットワークを迅速に処理し、目的地まで安全に案内するための決定を行うように設計されています。
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Teslaのフルセルフドライビング(監視付き)能力が進化するのに合わせて、Model Sはワイヤレス ソフトウェア アップデートによってアップグレードされます。利用可能になったらすぐにアップデートをダウンロードしてください。
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フルセルフドライビング(監視付き) は、Teslaのビジョンベース システムを使用するため、レーダーは(装備されていれば)無効になっています。

他のオートパイロット機能と同様に、フルセルフドライビング(監視付き)では運転者に十分な注意を払う必要があり、運転者の対応を必要とする一連の警告が表示されます。フルセルフドライビング(監視付き)の作動中も、常にハンドルを握っておいてください。

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注意
不適切な使用が検出された場合、フルセルフドライビング(監視付き)の使用は一時停止されます。詳細な情報は、フルセルフドライビング(監視付き) サスペンションを参照してください。

フルセルフドライビング(監視付き)は、常に道路に注意を向けて、すぐに反応できるように心の準備をして使用してください。特に、ブラインド コーナー、十字路の交差点、狭い道路の運転時には注意が必要です。詳細については、「制限と警告」を参照してください。

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注意
フルセルフドライビング(監視付き)の装備が拡張されるのに伴い、Teslaは米国およびカナダ以外の国のお客様を対象にした利用を段階的に可能にしていく予定です。それぞれの国においては、フルセルフドライビング(監視付き)を時間をかけて適応させる必要のある独自のインフラ、運転動作、および交通パターンがあるので、新たに対象となった国でフルセルフドライビング(監視付き)を使用するドライバーは特に注意を払う必要があります。いつでも安全に運転を代われる準備ができている必要があります。
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警告
フルセルフドライビング(監視付き) は、常に道路に注意を払う必要があるハンズオン機能です。常にハンドルの上に手を置き、道路状況や周囲の交通状況に注意し、歩行者やサイクリストに注意を払い、常にすぐに行動できるように準備してください。これらの指示に従わない場合、損傷、重傷、または死亡の原因となる可能性があります。フルセルフドライビング(監視付き)の制限事項および予測通りに作動しない状況をよく知ることは、ドライバーの責任です。詳細な情報は、制限と警告を参照してください。

ご利用の前に フルセルフドライビング(監視付き)

フルセルフドライビング(監視付き)をご利用の前に、ドライバーは次のことを行う必要があります。
  • Model Sのカメラが視界の遮られておらず、キャリブレーション済であることを確認してください(カメラを参照)。 フルセルフドライビング(監視付き) における信号機、一時停止標識、または路面標示の検出は、カメラの能力に依存します。
  • 地図の最新バージョンがModel Sにダウンロードされていることを確認してください。フルセルフドライビング(監視付き)では基本的に、車両のカメラからの視覚データを利用しますが、最新の地図データを使用することで一層の精度が得られます。現在ダウンロードされている地図のバージョンを確認するには、「コントロール」 > 「ソフトウェア」の順にタッチします。更新された地図を受け取るにはWi-Fiネットワークに接続している必要があります(地図のアップデート参照)。

また、フルセルフドライビング(監視付き)を使用するには、あらかじめ有効にしておく必要があります。フルセルフドライビング(監視付き)を有効にするには、「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「フルセルフドライビング(監視付き)」の順にタッチし、ポップアップ ウィンドウのよく読んで理解したうえで、「はい」をタッチします。

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フルセルフドライビング(監視付き)を有効にすると、 オートパイロット起動 の設定は「1回引き下げ」に設定され、トラフィックアウェア クルーズコントロールおよびオートステアリングは使用できません。
フルセルフドライビング(監視付き)の設定をカスタマイズするには、「コントロール」 > 「オートパイロット」にタッチします。
  • フルセルフドライビング(監視付き): 希望する場合、初期設定を「平均値」から「コンフォート」または「積極的」に変更します。「コンフォート」ではよりリラックスできるドライビング スタイルを、「積極的」ではより緊張感のあるドライビング スタイルを提供します。
  • 現在の走行における最小の車線変更: これを選択すると、フルセルフドライビング(監視付き)が現在の走行での車線変更を少なくします。 Model S は依然、道順に従うために必要に応じて車線変更を行います。
  • 設定速度の自動オフセット: これを有効にすると、Model Sはオートパイロットが最も自然と判断する速度で走行します。その際は、道路の種類、交通量、環境的条件、検出した制限速度、および選択したフルセルフドライビング(監視付き)のプロファイルなどの要因が考慮されます。
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    警告
    オートパイロットの作動の有無に関わらず、車両の速度に対してはドライバーが常に責任を負います。

使用方法 フルセルフドライビング(監視付き)

フルセルフドライビング(監視付き)を有効にしたら、オートステアリングと同じ方法で起動します(Autosteerを参照)。

  1. 目的地を入力します。目的地を入力しない場合、Model Sは最も可能性のある走行経路を選択するか、運転に基づいて目的地を提案します。
  2. インストゥルメントクラスターに灰色のハンドルアイコンが表示されたら、オートパイロット レバーを手前に引きます
    オートパイロット レバーとドライバーの方向を示す矢印の画像

フルセルフドライビング(監視付き)は、Model Sが静止している場合を含め、150 km/h(85 mph)未満の速度であれば、どの速度でも作動できます。

インストゥルメントクラスターには、最高速度が青色で表示されます。フルセルフドライビング(監視付き)を作動させると、設定巡航速度はデフォルトで制限速度に、指定されたオフセットを加えたものになります。オートパイロットが制限速度を判断できない場合、巡航速度は現在の速度に、指定されたオフセットを加えたものになります。

灰色のハンドルのアイコン。
フルセルフドライビング(監視付き)が利用可能であるが作動していないことを示すため、タッチスクリーンの上端にドライビングギヤの横に灰色のハンドルアイコンが表示されます。
青色のハンドルのアイコン
フルセルフドライビング(監視付き)を作動させると、ハンドルアイコンは青色になり、青い線で走行経路を表示します。
フルセルフドライビング(監視付き)を作動させると、インストゥルメントクラスターには、道路や車両、歩行者、縁石、自転車などの検知対象物を含むModel Sの周囲の環境が視覚化されます。青色で表示されているオブジェクトは、特定の時点でフルセルフドライビング(監視付き)がアクティブに制御している優先度を表します。
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フルセルフドライビング(監視付き)の視覚化情報は、目的地まで運転しようとするときにフルセルフドライビング(監視付き)が考慮する障害物、道路標識、道路信号などを総合的に表現したものではない場合があります。フルセルフドライビング(監視付き)を作動させている間は、Model Sのカメラからのデータが使用されますが、視覚化では表示されない場合があります(カメラを参照)。

視覚化により、交差点を曲がるときに視界を確保するために車両が徐行する場合などに、インストゥルメントクラスターにメッセージを表示することで、システムの意図した動作がドライバーに通知されます。

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システムの意図した動作に違和感がある場合、または不安がある場合は、いつでもフルセルフドライビング(監視付き)を無効にすることができます。あなたは常にModel Sを運転しています。

ターン、車線変更、交差点での折衝

フルセルフドライビング(監視付き) は、車線変更、左右のターン、オンランプおよびオフランプのフォロー、目的地に到達するために必要に応じて道路の分岐を行います。フルセルフドライビング(監視付き)がこのような操作が行うと、インストゥルメントクラスターに、実行された操作を通知するメッセージが表示されます。

オートステアリングやトラフィックアウェア クルーズコントロールと同様に、フルセルフドライビング(監視付き)は速度、および(先行車両があれば)Model Sの先行車両との車間距離を維持します。 フルセルフドライビング(監視付き) は、必要に応じて信号機や停止標識で減速停止し、歩行者、自転車、その他の道路上の車両に反応します。

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警告
交差点や路面表示に従ってフルセルフドライビング(監視付き)が停止または通過するタイミングおよび位置を、仮定したり予測したりしないでください。ドライバーの観点からは、フルセルフドライビング(監視付き)の動作に一貫性がないように見える場合があります。常に道路に注意を払い、ただちに対処できるように備えてください。交差点で停止するか通過するかを決めるのはドライバーの責任です。交差点で停止する、または通過することが安全で適切であるとの判断を、フルセルフドライビング(監視付き)に委ねないでください。

たとえば、住宅街の道路を走行しているときに、Model Sの前方の道路から別の車両がバックしてきた場合、フルセルフドライビング(監視付き)は適切に車両を減速させるか停止させます。他の車両が走行車線を部分的に遮りながらバックしてきて停止した場合、フルセルフドライビング(監視付き)によって車両が減速し、その車線の幅が許せば、その車両を回避するように動きます。

複数車線道路で車線変更を行うようにフルセルフドライビング(監視付き)に指示するには、右または左ウィンカーを作動させます。市街地または住宅街で、右または左ウィンカーを操作することは、フルセルフドライビング(監視付き)に対してそれぞれ右折または左折をするように指示を出すことになります

フルセルフドライビング(監視付き) は、アクションを実行する際、視覚化部の最上部で通知を行います。たとえば、フルセルフドライビング(監視付き)Model Sをより流れの速い車線に移動させている場合、「流れの速い車線への車線変更/ウィンカーを使用するとキャンセルします」というメッセージが表示されます。

または、フルセルフドライビング(監視付き)がナビゲーション ルートに沿って車線を変更している場合は、「ルートに沿って車線変更/ウィンカーを使用するとキャンセル」になります。

ナビゲート オン オートパイロットとは異なり、フルセルフドライビング(監視付き)では車線変更前の確認は不要です。車線変更または方向転換をキャンセルするには、ウィンカーをキャンセルするか、ハンドルまたはその他の車両コントロールを使用して介入します。

今後の車線変更で「チャイム」「バイブレーション」、またはその「両方」で(インストゥルメントクラスター上の通知に加えて)通知を受けるには、「コントロール」 > 「オートパイロット」 > 「フルセルフドライビング(監視付き)」にタッチして、「車線変更通知」を選択します。

フルセルフドライビング(監視付き) は、停止標識や信号のために減速している場合にも通知します。先行車両が減速している場合、フルセルフドライビング(監視付き)は、運転レーンに青い矢印が表示され、先行車両からの適切な後続距離を維持するために減速します。

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警告
まれに、フルセルフドライビング(監視付き)が、減速、停止、または停止標識または信号機のための制御再開を適切に行わない場合があります。アクセル ペダルを軽く踏んでシステムを補助することもできますし、フルセルフドライビング(監視付き)をいつでも無効にすることもできます。

目的地に到着すると、フルセルフドライビング(監視付き)Model Sを停車させ、ナビが完了したことを示すメッセージが表示されます。

設定速度の変更

フルセルフドライビング(監視付き)が作動している間は、インストゥルメントパネルに希望の巡航速度が表示されるまで、オートパイロット レバーを上に動かして設定速度を上げるか、または下に動かして設定速度を下げます。

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場合によっては、制限速度や道路の種類によって速度が制限されます。この場合、フルセルフドライビング(監視付き)により、可視化部の最上部にメッセージが表示されます。

ドライバーの注意力

他のオートパイロット機能と同様に、フルセルフドライビング(監視付き)には運転者の注意力が必要です。フルセルフドライビング(監視付き)が作動している間は、常にハンドルに手を置く必要があります。また、周囲、道路、その他の道路利用者を監視する必要があります。

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警告
ドライバーの注意力を阻害することを意図したデバイスの使用は、フルセルフドライビング(監視付き)の使用条件に違反するため、その車両における機能が永久に無効になり、今後の機能の使用が禁止される可能性があります。

フルセルフドライビング(監視付き) では、ハンドルにわずかな力を加えるようにドライバーに促すメッセージが表示されます。Model Sがハンドルのわずかな回転力を検出しない場合、インストゥルメントクラスターが点滅し、最終的にチャイムが繰り返し鳴ります。フルセルフドライビング(監視付き)を使用している間は、ハンドヘルド デバイスを使用しないでください。

ハンドルに若干の力を掛けるか、注意をすることを促すメッセージを繰り返し無視すると、残りの運転でフルセルフドライビング(監視付き)は無効となり、以下に示すようにドライバーが自身で運転することを求めるメッセージが表示されます。手動で運転を再開しないと、フルセルフドライビング(監視付き)は連続してチャイム音を鳴らし続け、警告灯を点滅し、速度を落として車両を完全に停止させます。

フルセルフドライビング(監視付き) サスペンション

不適切な使用が検出された場合、フルセルフドライビング(監視付き)の使用は一時停止されます。

本人または本人の車両に乗車した他のドライバーがオートパイロットの強制解除を3回受けた場合、フルセルフドライビング(監視付き)の使用は1週間一時停止されます。強制解除とは、不注意に対してドライバーが音声および表示による警告を数回受けた後に、トリップのリマインダーとしてオートパイロットシステムが作動しなくなることをいいます。

フルセルフドライビング(監視付き)へのアクセスが一時停止されるまでの解除の残数は、「コントロール」 > 「オートパイロット」の順にタッチして確認できます。

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フルセルフドライビング(監視付き)へのアクセスが一時停止された場合、オートステアリングへのアクセスも一時停止されます。トラフィックアウェア クルーズコントロールは引き続き使用でき、アクティブセーフティ機能はすべて有効のままです。

ドライバーの介入が必要な場合や、安全な走行を続けるためにすばやく運転を引き継ぐ必要がある場合があります。ドライバー側からの解除は、ドライバーの想定される操作であり、不正利用としてはカウントされません。

キャンセル中 フルセルフドライビング(監視付き)

フルセルフドライビング(監視付き)をキャンセルするには、次のいずれかの操作を行います。

  • ブレーキ ペダルを踏みます。
  • オートパイロット レバーを1回前に押します。
  • 引き継ぎ、手でハンドル操作します。

手でハンドル操作を行ってフルセルフドライビング(監視付き)を解除しても、トラフィックアウェア クルーズコントロールは有効なままです。

また、以下のいずれかの場合、フルセルフドライビング(監視付き)は解除されます。

  • ドライブ以外にシフトする。
  • ドアまたはトランクが開いている。
  • 自動緊急ブレーキ イベントがある(衝突回避アシストを参照)。
  • 運転者のシートベルトが解除されるか、または運転者が座席から離れたとき。
  • ドライバーがインストゥルメントクラスターに表示される、ハンドルに手を置いたままにするように指示する反復的なリマインダーおよび後続のメッセージに対応しない。
  • フルセルフドライビング(監視付き) は使用できなくなります。これは、いくつかの理由で発生する可能性があります(たとえば、カメラが不鮮明になった場合)。フルセルフドライビング(監視付き)が解除されると、インストゥルメントクラスターに警告メッセージが表示され、チャイムが鳴ります。このような場合は直ちにハンドル操作を代わってください

ドライバーの介入が必要な場合は、できるだけ早く安全に解除するこようにしてください。フルセルフドライビング(監視付き)の解除は、他の道路利用者がいない安全な環境で行うことをお勧めします。そうすることで、このプロセスに慣れることができます。