車両総重量
車両ラベル
車両の当初のタイヤ サイズおよび圧力、ならびにGVWR(車両総重量)および(定格総軸荷重)を理解することが重要です。これらの情報はModel Sに貼付されている2枚のラベルで確認することができます。
- タイヤと荷重載情報ラベル
- 車両承認ラベル
警告
Model Sが過積載状態になると、ブレーキとハンドリングに悪影響を及ぼし、安全性が低下し、車両を損傷する可能性があります。
注意
Model S に大量の液体を絶対に保存しないでください。大量の液体の流出は、電気部品の誤動作の原因になることがあります。
タイヤと荷重載情報ラベル
- 車両の最大座席数。
- 車両の最大可搬重量。
- 元のタイヤのサイズ。
- 元のフロントおよびリアタイヤのタイヤ空気圧(冷間時)。乗り心地とハンドリング特性を最適化するため、これらの圧力が推奨されます。
ラベルのフォーマット
将来異なるタイヤを使用しても、このラベルは変更しないでください。
注
Model S の容量一杯に積載した場合は、すべてのタイヤを確認して、空気圧が推奨圧力レベルであることを確認してください。
車両識別ラベル
車両識別ラベルの記載事項。
- GVWR - 定格車両総重量Model S の最大許容総質量。この値は、工場で選択可能な総重量が最大のオプションを装備したModel S、すべての乗員、液体、貨物の重量として計算されます。
- GAWR FRTおよびGAWR RR - フロントアクスルとリアアクスルの定格総軸荷重。GAWR は各アクスルが許容できる最大分散荷重です。
米国
カナダ:
メキシコ:
注意
損傷を防止するため、Model S に対して車両が GVWR より重くなったり、個別の GAWR の重量を上回るような積載を行うことは絶対に避けてください。
トレーラーのけん引
警告
Model S をけん引に使用しないでください。 Model S トレーラー ヒッチに対応していません。トレーラー ヒッチを取り付けると、損傷をきたすことがあり、衝突事故につながる恐れがあります。
注意
Model S をけん引に使用すると、保証が無効になることがあります。
ルーフ ラック
ガラス ルーフ、またはパノラミック サンルーフを装備しているModel Sは、テスラ認定ルーフ ラックを使用して最大75 kg(165ポンド)を搭載できます(部品とアクセサリー参照)。ソリッド ボディ カラー ルーフを装備したModel Sにルーフ ラックを装着することはできません。
注意
ソリッド カラー ルーフを装備したModel Sのルーフには、ルーフラックを使用したり、荷物を載せたりしないでください。重大な損傷が生じる可能性があります。
積載制限の計算
- 「タイヤと積載情報」ラベル上にある「乗員と積載物の重量の合計がxxxkgまたはXXXlbsを超えないようにしてください。」の記載があります。
- 乗車する乗員全員の総重量を求めます。
- 乗員の総重量をxxxkgまたは XXXlbsから引きます (ステップ1を参照)。
- 差し引いた結果の重量が積み込める積載物の重量です。例えば、「xxx」の重量が635 kgの場合に、68 kgの人が5人乗車すると、最大積載重量は295kg(635 ‑ 340(5 x 68) = 295 kg)となります。
- 車両に積み込む積載物の総重量を求めます。その重量がステップ 4 で算出した重量を超えてはいけません。
警告
物品を運ぶときはなるべくトランクに入れてください。衝突事故、または急ブレーキや急なカーブの際、車内で固定されていない荷物によって、乗員が怪我を負う危険性があります。
積載制限計算の例
Model S が運べる積載物の重量は、乗員の数と体重に応じて変わります。以下は、体重が 68 kg の人が乗車すると仮定した場合の積載量制限の計算例です。乗員の体重の増加または減少により、積み込める積載物の重量が減少または増加します。
詳細 | 合計 |
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車両の積載容量 | 433 kg (954 lbs) |
乗員の体重を減算する (2 x 68 kg/150 ポンド) | 136 kg (300 lbs) |
利用可能な積載物重量 | 297 kg (654 lbs) |
詳細 | 合計 |
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車両の積載容量 | 433 kg (954 lbs) |
乗員の体重を減算する(5 x 68 kg/150ポンド) | 340 kg (750 lbs) |
利用可能な積載物重量 | 93 kg (204 lbs) |
荷物を積載する場合、重量が前後のトランクでできる限り均等に配分されるようにしてください。トランクの最大積載制限についてはフロントトランク積載限度およびリアトランク積載限度を参照してください。