フロントトランク
開く
閉める
Model S ボンネットは自重でラッチがかかるほどの重量はありません。ボンネット フロント端部または中央を無理に押すと損傷することがあります。
ボンネットの正しい閉め方:
- フードがラッチに触れるまでボンネットを下げます。
- ここで示すように (緑色の箇所) 、両手をフードのフロント部分に置き、しっかりと押し下げてラッチにはめ込みます。
- 慎重にフードのフロント端部を持ち上げてしっかりと閉まっていることを確認します。

注意
損傷を避けるために:
- ここで示す緑色の部分以外には力を加えないでください。赤色の領域に無理な力を加えると、損傷することがあります。
- ボンネットは片手で閉めないでください。片手で閉めると力が一個所に集中し、凹みや波打ちの原因となります。
- ボンネット前端には圧力をかけないでください。圧力をかけると、前端が曲がる恐れがあります。
- ボンネットを強く閉めたり、落としたりしないでください。
- スクラッチを避けるため、手には何も持たないでください(キー)。宝飾品もスクラッチの原因になります。
警告
運転する前に、ボンネット前端をゆっくりと持ち上げてみて、フードが完全に閉じられた位置でラッチがかかり、動かないことを確認してください。運転前にフロントトランクがきちんと閉まっていることを確認することは、ドライバー責任です。
フロントトランクが開いたままになった状態でパーキングからシフトしようとすると、タッチスクリーン上に運転する意思を確認する通知が表示されます。
以下の場合、フロントトランクがロックします。
- タッチスクリーン、キーまたはモバイル アプリを使用してModel Sをロックした場合。
- キーを携帯してModel Sから離れた場合(降車後オートロック機能はオン状態)。
- バレーモードが有効な場合(バレーモードを参照)。
フロントトランク積載限度
積載物の重量は、前後のトランクでできる限り均等に配分されるようにしてください。
注意
フロントトランクには絶対に300 ポンド(136 kg)を超える荷物を積まないでください。この重量を超過して荷物を積むと、車に損傷を与える恐れがあります。
警告
内部緊急解除
電源がない状態でフードを開ける
2016年4月以前に製造された車両については、 DIYガイドを参照してください。
Model S が電源が切れた状態になった場合、またはタッチスクリーンやキーを使ってフロントトランクを開けられない場合は、フロントトランクを手動で開く必要があります。
車両の両方の前輪のフロント ホイール アーチ ライナーに収納されているリリース ケーブルを探します(合計で2本のリリース ケーブルがあります)。以下の指示に従ってフロントトランクを手動で開きます。
- 右側フロント ホイール ウェルのカバーを緩めます。
- ストラップを引っ張って、プライマリー ラッチを外します。
- 左側フロント ホイール ウェルのカバーを緩めます。
- ストラップを引っ張って、セカンダリー ラッチを外します。
- これでフードは開きます。セカンダリー ラッチに対して掛かる力を解除するには、フードを少し押し下げる必要がある場合もあります。

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注
このストラップは正しい順序で引くことが重要で、間違えるとラッチが解除してくれず、フロント トランクが開きません。
この方法でフロント トランクを開ける際には、ラッチは開位置のままになり、電源がないとそれを閉じることはできなくなります。マニュアル ストラップを引いて開けたフロント トランクを閉めるには次のようにします。
- 低電圧バッテリーを充電します(その方法についてはテスラにお尋ねください)。
- タッチスクリーン上のフロント トランクボタンを押し、プライマリー ラッチとセカンダリー ラッチをリセットします。