エア サスペンション

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Model Sの電源を入れると、エアサスペンションのリザーバーに空気を注入するためにコンプレッサーの音が聞こえる場合があります。

Model Sは、快適な乗り心地を提供し、好みに合わせてサスペンションを軟らかめまたは硬めに設定することができるアダプティブ エアサスペンションを装備しています。荷物を積載する場合、エア サスペンションがフロントとリア間の水平を自動的に維持します。状況に合わせて手動で車高を調整することができます(たとえば、急な車道や傾斜路、積雪のある場所、減速バンプ、駐車場などを走行するときにさらに地上高が必要な場合にModel Sの車高を上げることができます)

上下の矢印が付いた車両の外形を示す黄色いアイコン。
車の性能に関わるアダプティブ エアサスペンション システムの不具合が検知されると、インストゥルメントパネル上で黄色の表示灯が点灯します。不具合が解消しない場合は、Teslaにご連絡ください。
上下の矢印が付いた車両の外形を示す赤いアイコン。
故障によりアダプティブ エアサスペンション システムが無効になったことが検知されると、インストゥルメントパネル上で赤色の表示灯が点灯します。Teslaにご連絡ください。

車高調整

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注意
サスペンションの高さを調整する際は、Model S の上下に障害物が一切ないことを確認してください。

ブレーキ ペダルを踏んでタッチスクリーンの「コントロール」 > 「サスペンション」をタッチすれば、手動で車高を調整できます利用できる車高設定は、走行速度とその他条件(ドア開放時はサスペンションは下がらないなど)によって異なりますタッチスクリーンには、各設定の概算最低地上高が表示されます。以下のオプションからはスライダーをドラッグして選択します:

  • Very High - 「Very High」に設定しておくと、約100フィート(30 m)走行後、または走行速度が15 mph(24 km/h)に達するとサスペンションは自動的にデフォルト車高*「Standard」、または「Low」)に下がります。速度がしきい値に達するまで、距離制限なく「Very High」設定を維持するには、15 mphまで維持 にタッチします。
  • High - 「High」に設定しておくと、約100フィート(30 m)走行後、または走行速度が35 mph(56 km/h)に達するとサスペンションは自動的にデフォルト車高*「Standard」、または「Low」)に下がります。速度がしきい値に達するまで、距離制限なくHigh設定を維持するには、 35 mphまで維持にタッチします。
  • Standard - 「Standard」に設定されている場合、あらゆる積載条件下で最大の快適性と最良の操作性が得られます。
  • Low - 車高を下げると、空力性能が向上し、荷物の積み下ろしや乗員の乗降が楽になり、ハンドリングが向上します。

*「デフォルト車高は低」設定がオフのとき、車高は、乗り心地、ハンドリング、航続距離のバランスを取るよう「Standard」および「Low」の間で調整されます。ハンドリングと航続距離を最適化するには、「デフォルト車高は低」設定をオンにします。

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注意
エア サスペンションが、「高」または「最高」に設定されている時は、アグレッシブな運転(急加速、急カーブ、など)は避けてください。車高が高い時にアグレッシブな運転を行うと、振動が発生し、車両を損傷する恐れがあります。

アダプティブ サスペンション ダンピング

「アダプティブ サスペンション ダンピング」に関連する設定では、サスペンション システムをリアルタイムで調整して、乗り心地とハンドリングの両方を最適化できます。オプション:

  • コンフォート - 柔らかい乗り心地でゆったりと運転することができます。
  • オート - さまざまな道路や運転スタイルに合わせて調整を行ない、滑らかな走行ながらもきちんとコントロールされた乗り心地を提供します。
  • スポーツ - 確実にコントロールされた乗り心地を提供し、ドライバーの意思がより反映され、道路と連動しているような感覚になります。
  • Advanced - 「乗り心地」および「ハンドリング」を調節する個々のスライダーを動かして、サスペンションを微調整することができます。

「サスペンション データを表示」をタッチすると、車高、圧縮値、リバウンド値、車体の加速度など各ホイールのダンパーの詳細情報が表示されます。

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アダプティブ サスペンション ダンピングが「コンフォート」または「自動」に設定されている場合、荒れた路面での乗り心地を向上させるためにサスペンションが上昇することがあります(米国のみ)この機能は、荒れた路面部を示すデータを含む最新のマップ データを使用できるかどうかに依存します。

「コンフォートダンピングをオートパイロットで使用」 (装備されている場合)- デフォルトでは、オートパイロットを使用するとダンピングは自動的にコンフォートに設定され、オートパイロットを使用をやめると選択していた設定に戻ります。この設定をオフにするとこの機能は無効になります。

リアルタイムの視覚化

サスペンション画面のModel Sの画像では、エア サスペンション システムのリアルタイムのステータスを知ることができます。ここでは、視覚的に車高の変化が表示されるだけでなく、設定した設定と変化する道路条件に応じて、サスペンション システムで各ホイールのダンパーが制御される様子を反映した圧縮ラインとリバウンド ラインが表示されます。いずれも同時制御されます。「サスペンション データを表示」をタッチすると、車高、圧縮値、リバウンド値、車体の加速度など各ホイールのダンパーの詳細情報が表示されます。

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インストゥルメントパネルでは、サスペンションシステムによって、変化する路面状況に合わせて各ホイールのダンピングが動的に調整されている様子をリアルタイムで確認できるようになりました。表示するには、利用できるオプションが表示されるまで、各ハンドルスクロール ボタンを長押しします。スクロール ホイールを回してサスペンションをハイライト表示したら、スクロール ボタンをもう一度タップします。

自動車高調整位置

サスペンションを「High」または「Very High」に上げると、その場所が自動的に保存されます。場所を保存することで、以前車高を上げたことがある場所で頻繁に車高を上げる必要がある場合に、その都度手動で車高を上げる必要がなくなります。保存した場所に戻ると、Model Sはサスペンションを上げて、インストゥルメント パネルには、サスペンションが上げられていることを示すメッセージが表示されます。

場所を保存するとき、Model SXX mphまで維持設定も保存します(指定された場合)。

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保存された場所に戻って「High」および「Very High」サスペンション設定で走行可能な速度以上の速度で走行した場合、Model Sの速度が下がるまでサスペンションは上がりません。
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保存した場所を離れると、サスペンションは自動的に下がります。ただし、Model Sの速度と距離がしきい値に達するまで、サスペンションが低下しない場合があります。
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保存された場所に Model S が着いても、その場所のために保存されたサスペンション設定の車高より現在のサスペンション設定の車高の方が高い場合は、車高は調節されません。

車高自動上昇場所を取り消す

ある場所でサスペンションを自動で上昇させたくない場合は、保存場所まで上昇したときに表示されるポップアップでタッチして、「この場所ではいつでも車高オート調整を有効にする」の選択を解除します。

セルフレベリング

Model S エアサスペンション装備の場合、電源がオフでも自動的にセルフレベリングが働きます。ジャッキアップやリフトアップの際に破損するのを防ぐため、「ジャッキ モード」を起動して、セルフレベリングを無効にする必要があります。(ブレーキ ペダルを踏み、「コントロール」 > 「サービス」 > 「ジャッキ モード」の順にタッチします)。詳細については、ジャッキ モードを参照してください。