フロントトランク
開く
閉める
Model 3 ボンネットは自重でラッチがかかるほどの重量はありません。ボンネット フロント端部または中央を無理に押すと損傷することがあります。
ボンネットの正しい閉め方:
- フードがラッチに触れるまでボンネットを下げます。
- ここで示すように (緑色の箇所) 、両手をフードのフロント部分に置き、しっかりと押し下げてラッチにはめ込みます。
- 慎重にフードのフロント端部を持ち上げてしっかりと閉まっていることを確認します。

注意
損傷を避けるために:
- ここで示す緑色の部分以外には力を加えないでください。赤色の領域に無理な力を加えると、損傷することがあります。
- ボンネットは片手で閉めないでください。片手で閉めると力が一個所に集中し、凹みや波打ちの原因となります。
- ボンネット前端には圧力をかけないでください。圧力をかけると、前端が曲がる恐れがあります。
- ボンネットを強く閉めたり、落としたりしないでください。
- スクラッチを避けるため、手には何も持たないでください(キー)。宝飾品もスクラッチの原因になります。
警告
運転する前に、ボンネット前端をゆっくりと持ち上げてみて、フードが完全に閉じられた位置でラッチがかかり、動かないことを確認してください。
以下の場合、フロントトランクがロックします。
- タッチスクリーン、キーまたはモバイル アプリを使用してModel 3をロックした場合。
- キーを携帯してModel 3から離れた場合(降車後オートロック機能はオン状態)。
- バレーモードが有効な場合(バレーモードを参照)。
フロントトランク積載限度
積載物の重量は、前後のトランクでできる限り均等に配分されるようにしてください。
注意
フロントトランクには絶対に50 kgを超える荷物を積まないでください。この重量を超過して荷物を積むと、車に損傷を与える恐れがあります。
警告
内部緊急解除
電源がない状態でフードを開ける
Model 3で低電圧電源が供給されなくなると、タッチスクリーン、キー フォブ、またはモバイルアプリを使用してフロントトランクを開けることができなくなります。以下の状況でフロントトランクを開く方法を説明します。
注
Model 3がロックされ、なおかつ低電圧の電力が供給されている場合は、以下のステップに従ってもフロント トランクは開きません。

- 外部低電圧電源(たとえば、ポータブルのジャンプスターターなど)を用意します。
- けん引ボルト カバー周囲の右上を内側に回るまで強く押し、持ち上がった部分をゆっくりと手前に引いてください。 注けん引ボルト カバーは、車両側黒色マイナス(-)端子に接続されています。
- 配線 2 本をけん引ボルト用開口部から引き出して、車両側の端子を露出します。
- 低電圧電源のプラス側(+)赤色ケーブルをプラス側(+)赤色端子に接続します。
- 低電圧電源のマイナス側(-)黒色ケーブルをマイナス側(-)黒色端子に接続します。注外部低電圧電源をこれらの端子に接続するとボンネットのラッチのみリリースします。これらの端子を使用して低電圧バッテリーを充電することはできません。
- 外部電源をオンにします(製造元の取扱説明書を参照)。フードラッチがすぐにリリースされ、フードを開けてフロント トランク部にアクセスすることができます。
- 外部電源ケーブルを外すときは、黒色マイナス(-)ケーブルから外してください。
- 平ボディトラックに車両を引き上げる場合は、けん引ボルトカバーを交換しないでください。必要な場合は、けん引ボルト開口部にワイヤーを挿入し、けん引ボルトカバーの位置に合わせ、所定の位置に回してけん引ボルトカバーを取り付けます。