車両の状態
概要
タッチスクリーンにはModel 3の状態が常に表示されます。何が表示されるかは車両が次に挙げるどの状態かによって変わります。
Model 3を駐車した場合、ステータスエリアにはドライブ モード、推定航続距離、車の俯瞰画像が、トランクと充電ポートドアを開くタッチボタンと共に表示されます。ブレーキを踏むと、Model 3の電源が入り、インジケーターライトが短く点滅します。現在の状況に当てはまらない(たとえばシートベルトが着用されていない)インジケータライトは消灯します。インジケーターが点灯または消灯しない場合は、Tesla に連絡してください。
注
次の画像は、デモンストレーション目的でのみ提供されています。表示される情報は、車両オプション、ソフトウェアのバージョン、販売地域により異なる場合があります。
カード
車両のステータス表示の下部には、メディア、タイヤ空気圧データ、走行情報などにすばやくアクセスできるショートカット「カード」も表示されます。カードを左右にスワイプして、カードのショートカットをカスタマイズします。
インジケーター ライト
次のインジケーターライトは特定の状態を伝えるために点灯します。
Model 3を始動した直後に短く表示される場合を除き、タッチスクリーンにこの赤色のブレーキインジケーターが表示された場合は、ブレーキシステムの不具合が検出されているか、ブレーキ液の量が少なくなっている可能性があります。ただちにTeslaにご連絡ください。一定の圧力でブレーキ ペダルをしっかりと踏み続けて、安全な場所に車両を停車させます。
ブレーキ ブースターの故障が検出されると、タッチスクリーンに黄色のブレーキ インジケーターが表示されます。一定の圧力でブレーキ ペダルをしっかりと踏み続けて、安全な場所に車両を停車させます。油圧ブースト補正が起動します(ブレーキと停車を参照)。
Model 3を最初に始動すると、タッチスクリーン上でABSインジケーターが短く黄色に点滅します。このインジケーターが点灯したときは ABS に故障が発生しており、ABS は機能していませんので、Teslaにご連絡ください。ABS が故障していても、ブレーキシステムは影響を受けることなく完全に機能します。ただし、ブレーキの制動距離が長くなることがあります。慎重に運転し、急ブレーキは避けてください。
タッチスクリーンを使用して手動でパーキングブレーキをかけると、タッチスクリーンに赤色のパーキングブレーキ インジケーターが点灯します。
パーキングブレーキに電気上の問題が生じると、タッチスクリーンに黄色のパーキングブレーキ インジケーターが点灯し、不具合発生のメッセージが表示されます。
タイヤの空気圧警告。タイヤの空気圧が許容範囲外になっています。タイヤ空気圧監視システム(TPMS)の不具合が検出されると、インジケーターが点滅します。TPMS が故障した場合は、Tesla に連絡してください。タイヤのお手入れとメンテナンス を参照してください。
人が座っている座席のシートベルトが締められていません。、シートベルトを参照してください。
エアバックの安全性。Model 3 の運転の準備が整ったときにこのインジケーターが点滅しない場合、または点灯し続ける場合は、ただちに Tesla にご連絡ください。エアバッグについてのご注意を参照してください。
リア フォグ ランプの点灯中は、タッチスクリーンにリア フォグ インジケーターが表示されます(装備されている場合)。
パーキング ライト(サイド マーカーライト、テールライト、ナンバープレート ライト)が点灯しています。ライトを参照してください。
ロービーム ヘッドライトがオンになっています。
ハイビーム ヘッドライトがオンで、アダプティブ ヘッドライトが無効または現在利用できなくなっています。
アダプティブ ヘッドライト
Model 3前方にライトが検出されているため、が有効ですがハイビームが点灯していません。光が検知されなくなるとハイビームは自動的にオンに戻ります。ハイビーム ヘッドライトを参照してください。
横滑り防止装置がブレーキ圧およびモーター出力を制御しホイールのスピンを最低限に抑えている際には、このインジケーター ライトが黄色に点滅します。Traction Control を参照してください。このインジケーターが点灯したままの場合、不具合が検出されていますので、直ちにTeslaへ問い合わせてください。
横滑り防止装置はホイールのスピンを最小化しなくなっています。後輪駆動車両でトラクション コントロール システムオフになっているか、四輪駆動車両でスリップスタート機能が有効になっています。Traction Control を参照してください。
車両のホールド機能が積極的にブレーキをかけています。オートブレーキ ホールド を参照してください。
寒冷な条件が原因でバッテリーに蓄えられている電力が利用できなくなったときに、青い雪の結晶アイコンが表示されます。このような寒冷な気候条件下では、充電速度が低下することがあります。モバイル アプリを使用して空調をオンにして、バッテリーを温めることができます。バッテリーが十分に温まると、雪の結晶アイコンが消えます。
回生ブレーキが制限されているときに表示されます。詳細情報については、回生ブレーキを参照してください。
バッテリーの電力残量が少ないか、車両システムが加熱/冷却されているか、またはドライブ インバーターがエラーを検出したことにより、車両電源の利用が現在制限されています。
左側への自動車線変更が利用可能です。オートステアリングが有効な場合にのみ表示されます。オートレーンチェンジ を参照してください。
右側への自動車線変更が利用可能です。オートステアリングが有効な場合にのみ表示されます。オートレーンチェンジ を参照してください。
自動車線変更が左右どちら側にも利用可能です。オートステアリングが有効な場合にのみ表示されます。オートレーンチェンジ を参照してください。
自動車線変更は利用できません。オートステアリングが有効な場合にのみ表示されます。オートレーンチェンジ を参照してください。
車両のタッチスクリーンに表示されるアラートポップアップについては、ポップアップメッセージおよび車両のアラートを参照してください。
運転状態
Model 3の運転中(または運転可能なとき)は、タッチスクリーンに現在の運転状況と、 オートパイロット コンポーネントによって検出された道路状況がリアルタイムで視覚的に表示されます(カメラを参照)。視覚化された画像はタッチスクリーンのスペースを有効活用するために、ブラインドスポットに車両が検出された時にドライバーに知らせるよう自動的にズームインとズームアウトを行います。
注
以下の図は説明のみを目的としています。表示される情報は、車両オプション、ソフトウェアのバージョン、販売地域により異なる場合があります。
- オートステアリング が利用可能な状態でまだアクティブにされていない場合、アイコンは灰色で表示されます。 オートステアリング が能動的にModel 3を動かしている場合、アイコンは青色で表示されます(オートステアリングを参照)。
- 現在選択しているドライブ モード: パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブ。
- 巡航速度。
- パワー メーターには、電力使用量がリアルタイムで表示されます(詳細については、回生ブレーキを参照)。パワー メーターは運転ステータス画面の上部に縦に表示されることがありますが、機能は同じです。
- 路上で他の車が検知されました(該当する場合)。
- お客様の Model 3。物体が検出され、Model 3の画像からカラーラインが放射されます(他の運転者、ガードレールなど)。検出された物体の位置に応じた場所にラインが表示されます。色の線(白、黄、オレンジ、赤)がModel 3へ物体がどのくらい近接しているかを表します。白が一番離れていて、赤が非常に近いことを表し、直ちに注意が必要です。レーン アシスト を参照してください。
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オートステアリング
が有効な場合に通行区分車線を検出すると、その車線は青色にハイライト表示されます(オートステアリングを参照)。注
- スピードアシストが検出している速度制限(スピード アシスト機能を参照)。注速度制限のアイコンの周りに青色の輪郭が表示された場合、あなたが速度制限を超えていることを知らせています。注検出された速度制限に関するアイコンは、該当する市場地域で使用される速度制限標識のスタイルを反映したものになります。
- 推定航続可能距離(エネルギー)。表示されている値にタッチして利用可能なエネルギーの表示方法を変更します。航続距離とバッテリー残量(%)の間で切り替えることができます。また、の順にタッチしてエネルギーの表示方法を変えることもできます。注充電の必要性が迫っている場合は、予想航続距離を大まかなガイドラインとしてのみ利用してください。
- 設定巡航速度。トラフィックアウェア クルーズコントロールが使える状態で、巡航速度を設定していない場合、数値はグレー表示になります(トラフィックアウェア クルーズコントロールを参照)。
警告
タッチスクリーン下の車両のステータスに表示される重要なアラートメッセージに注意してください。それらのメッセージを無視すると重傷、または死亡につながる恐れがあります。
警告
タッチスクリーンは周囲の交通状況を表示しますが、車両によっては表示されないものもあります。車両の存在をタッチスクリーンで判断しないでください(ブラインドスポットなど)。必ずミラーと後ろを振り返って確認してください。