キー
キーの種類
- 「電話キー」 - お客様個人の電話は、Bluetoothを使用してModel Yと通信できる「電話キー」として設定できます。電話キーでは、自動ロックおよび自動ロック解除をサポートしています。
- キーカード - TeslaではModel Yに短距離RFID(radio frequency identifier)の信号を使用して通信するキーカードを2枚提供しています。電話キーおよびキー フォブとは異なり、キー カードでは自動ロックおよび自動ロック解除をサポートしていません。電話キーのバッテリー切れ、紛失、盗難が発生した場合には、キー カードを使用してModel Yをロック解除、運転、ロックしてください。
- キー フォブ - キー フォブ(装備されている場合)により、ボタンを押して、Model Yのフロントおよびリアのトランクを開くことやロック/ロック解除、および運転することができます。お客様の販売地域で利用可能であれば、キー フォブも自動ロックおよび自動ロック解除をサポートしているため、電話キーのバックアップとして使用できます(降車後オートロック機能参照)。
Model Y は、認証された電話機キー、キー カード、キー フォブ(4個まで)を含む最大19個のキーを登録できます。
電話キー
電話をキーとして使用すると、Model Yへのアクセスには便利です。車両に近づくと、電話機のBluetooth信号が検出され、ドアハンドルを引いたときにドアのロックが解除されます。同様に、電話キーをもって降車し離れると、ドアは自動ロックされます(「降車後オートロック」機能がオンになっている場合(降車後オートロック機能参照))。
電話機を使用してModel Yにアクセスするために、次の手順に従って認証を行います(新しい電話キーのペアリングを参照)。
電話機がいったん認証されると、Model Yの電話キーとして使用するためにはインターネット接続は不要になります。ただし、電話機をハンズフリーで使用したり、お使いの電話の連絡先にアクセスしたり、電話機でメディアを再生したりするには、Bluetoothデバイスとしてペアリングする必要があります。(Bluetooth参照)
現在Model Yにアクセスできるキーのリストを表示したり、電話キーを削除したりするには、 にタッチします(キーの管理参照)。
Model Y は、同時に3つの電話キーに接続できます。このため、3つ以上の電話キーが検出されていて別の電話機を認証またはペアリングしたい場合は、接続されている他の電話キーを範囲外に移動させるか、そのBluetooth設定をオフにします。
NFC機能のある一部のスマートフォンを使用して、キーカードを使用する場合と同様に、車両をロック/ロック解除することができます。Teslaモバイル アプリをが車両に正しくペアリングされていることを確認してから、電話機のNFC機能を有効にします。有効になったら、電話機を運転席側ドアのピラーに置くだけで、ドアがロック/ロック解除します。このための特別な情報についてはスマートフォンの説明書を参照してください。
キーカード
Teslaは、財布に収まるデザインのModel Yキーカードを2枚付属しています。
乗車したら、キー カードをスキャンして2分以内にブレーキ ペダルを踏んでModel Yの電源を入れてください(始動と電源オフを参照)。2 分以上そのままの状態で待った場合、キーカードをセンター コンソールのカップ ホルダーの後ろにあるカード リーダーの近くに置いて、再認証を行う必要があります。キーカードが検出されると、認証のための 2 分間の時間が再開します。
キー フォブ
キー フォブ アクセサリーを購入した場合でも、キー フォブをModel Yのミニチュア版と考えるとすぐに使いこなすことができます。Teslaバッジのある方が表になります。キーには他のエリアと比べて柔らかい触り心地の3つのボタンがあります。
- フロントトランク - フロントトランクのラッチを外すにはダブルクリックします。
- すべてロック/ロック解除 - シングルクリックしてドアとトランクをロックします (すべてのドアとトランクを閉めておく必要があります)。ダブルクリックしてドアとトランクのロックを解除します。
- リア トランク - リア トランクのラッチを外すには、ダブルクリックします。充電ポート ドアを開くには、1~2秒間押し続けます。
車内に入ったら、キー フォブを押してから2分以内にブレーキペダルを踏んでModel Yの電源を入れます(始動と電源オフを参照)。2分以上時間が経ってしまった場合、ロック解除ボタンをもう一度押すか、キー フォブをセンター コンソールのカップ ホルダーの後ろにあるカード リーダーの近くに置く必要があります。キー フォブが検出されると、2分間の認証が再開します。
キー フォブを携帯してModel Yに近づいたり離れたりした場合、操作範囲内であればModel Yに向けてキー フォブのボタンを押す必要はありません。
周波数の近い無線機器がキーに影響を与える場合があります。その場合は、キーを他の電子機器(携帯電話、ノート パソコンなど)から30 cm以上離してください。
キー フォブの電池がなくなった場合でも、(キー カードと同様に)運転席側ドア ピラーにあるカード リーダーでキー フォブをスキャンすることで、キー フォブを使用して車両を運転することができます。
バッテリーの交換手順はキー フォブのバッテリーを交換するに記載しています。
パッシブ ロック/ロック解除
お使いのキー フォブを使用してハンズフリーで便利にModel Yをロック/ロック解除できます。ペアリングしたキー フォブを携帯している必要がありますが、必ずしも使用する必要はありません。 Model Y には、約2 mの範囲内でキー フォブの存在を認識できるセンサーが車両周辺に装備されています。そのため、キー フォブをポケットやハンドバックに入れておくと、ドアハンドルを引くだけでロック解除されます。キー フォブを携帯すると、キーを使用せずにリフトゲート外側のドアハンドルを押してトランクを開けることもできます。「降車後オートロック」を有効にすると、キー フォブを持っている人が降車してキー フォブが作動範囲内にない状態になると、Model Yは自動的にロックされます(降車後オートロック機能参照)。キー フォブをModel Yにペアリングすると、パッシブ ロック/ロック解除が自動的に有効になります。
同じキー フォブを複数の車両に使用できますが、キー フォブは一度に1台の車両にしかペアリングできません。ペアリング済みのキー フォブを別の車両に対して有効にするには、平らな側を運転席側のドア ピラーにタッチさせて、キー フォブのいずれかのボタンを押して確定します。
キー フォブのバッテリーを交換する
アクセサリーのキー フォブには電池が内蔵されており、キー フォブのバージョンや選択した車両設定に応じて、通常使用で最大1年持ちます。バッテリー残量が低下すると、タッチスクリーンにメッセージが表示されます。
キー フォブのバッテリーを交換する:
- 柔らかい面の上にキー フォブのボタン側を下側にして置き、小さいマイナス ドライバーを使用して底部のカバーを外します。
- 保持クリップからバッテリーを持ち上げて取り外します。
- バッテリーの平らな面に触れないようにしながら新しい電池(CR2032タイプ)を「+」側の面を上にして入れます。 注バッテリーはきれいに拭いて、平らな面に指を触れないようにして挿入します。バッテリーの平らな面に指紋が付いていると、バッテリーの寿命が短くなることがあります。注CR2032電池は、電池を販売している小売店から購入できます。
- 底のカバーを斜めにしながら、カバー上のつまみをキー フォブ上にある対応する溝に合わせます。それから、カバーをしっかりとキー フォブに押し付け、しっかりと閉めます。
- Model Yのロック解除/ロックを実施して、キー フォブが動作するかテストします。
キーの管理
Model Yにアクセスできるすべてのキーのリストを表示するには、 の順にタッチします。それぞれのキーの横に表示されるアイコンは、そのキーが電話キー、キー カード、キー フォブのいずれかを表します。このリストを使用してModel Yへアクセスできるキーを管理します。
Model Y には最大19個のキーを登録することができます。この制限に達した場合は、新しいキーを登録する前に既存のキーを削除する必要があります。
新しい電話キーのペアリング
スマートフォンをキーとして設定するには:
- Teslaモバイル アプリをお使いのスマートフォンにダウンロードします。
- Teslaアカウントのユーザー名とパスワードを使用してTeslaモバイル アプリにログインします。注電話機を使用してModel Yにアクセスするには、Teslaアカウントにログインした状態のままにする必要があります。注複数の車両がTeslaアカウントにリンクしている場合は、モバイル アプリでアプリからアクセスしたい車両が選択されていることを確認します。
- 確認事項:
- 電話機の一般Bluetooth設定が有効になっていること。
- Teslaモバイル アプリの電話機設定でBluetoothが有効になっていること。例えば携帯電話の設定からTeslaモバイル アプリを選んで、Bluetooth設定がオンになっていることを確認します。
- あなたの所在地へのアクセスが有効であること。電話機の設定でTeslaモバイル アプリを開いて、 の順に選択します。モバイル アプリをバックグラウンドで実行し続けていると、快適にサービスをご利用いただけます。
- 車両のタッチスクリーンで「モバイル アクセスを許可」を有効にします( )。
注Model Y は、Bluetoothを使用して電話機と通信します。Bluetoothを実行するには携帯電話に十分なバッテリ残量があることが必要です。これは、ほとんどの携帯電話でバッテリが少なくなるとBluetoothが無効になりますのでご注意ください。 - 車内またはその近くで、、Teslaモバイル アプリを開いて、メイン画面で「電話キーを設定」にタッチするか、 に進みます。モバイル アプリおよび車両タッチスクリーンのプロンプトに従って電話キーを設定します。
タッチスクリーンからのキーの追加
キーカードまたはキーフォブがすでに車両とペアリングされている場合は、タッチスクリーンを使用して新しいキーをペアリングできます。
- タッチスクリーンで の順にタッチします。
- 新しいキーカードまたはキー フォブをセンターコンソール上部のカップホルダーの背後にあるカードリーダーでスキャンします。新しいキーカードまたはキー フォブが認証された後に、カードリーダーから離します。注キー フォブを追加する場合、キー フォブが室温になっていることを確認します。キー フォブがとても冷たくなっているときにペアリングを行うと失敗することがあります。
- 車両にペアリング済みのキー カードまたはキーフォブをスキャンして、新しいキー ペアリングを確認します。
- 完了すると、キーリストに新しいキーが表示されます。該当するペンシル アイコンにタッチしてキーの名前をカスタマイズします。
モバイル アプリからのキーの追加
使用可能なキーカードまたはキー フォブがない場合は、Teslaモバイル アプリを使用して新しいキーを追加できます。
- 車内または車両の近くで、スマートフォンでTeslaモバイルアプリを開きます。
- モバイル アプリで「セキュリティとドライバー」にタッチしてから「キーカードを追加」にタッチします。
- 新しいキーカードまたはキー フォブをセンターコンソール上部のカップホルダーの背後にあるカードリーダーでスキャンします。注キー フォブを追加する場合、キー フォブが室温になっていることを確認します。キー フォブがとても冷たくなっているときにペアリングを行うと失敗することがあります。
- キーが正常にペアリングされると、モバイル アプリに確認メッセージが表示されます。モバイル アプリで「完了」にタッチし、カードリーダーからキーカードまたはキーフォブを取り出します。
- 完了すると、タッチスクリーンにあるキーリストに新しいキーが含まれます。該当するペンシル アイコンにタッチしてキーの名前をカスタマイズします。
キーの削除
Model Yにアクセスするためのキーを使用しなくなった場合(例えば、電話またはキーカードを失くした場合)、次の手順でキーを削除できます。
- タッチスクリーンで、 の順にタッチします。
- キー リストで削除したいキーを見つけたら、該当するごみ箱アイコンにタッチします。
- 指示が表示されたら、認証済みのキーカードまたはキー フォブをカード リーダーでスキャンして、削除されていることを確認します。完了すると、キーリストに削除したキーが表示されなくなります。
キーカードの交換
キーカードを紛失した場合は、Teslaショップで交換用カードを購入できます。ペアリングの準備ができたら、キーの管理の手順に従ってください。セキュリティ上の理由から、 の順に移動して古いキーカードを忘れずに削除してください。