ビデオ録画のためのUSBドライブの要件
注
製造日および車両の構成によっては、USBドライブをフォーマットする機能やUSBドライブのビデオクリップを表示する機能が、車両で使用できない可能性があります。
一部の機能(ダッシュカム、セントリーモード)では、以下の要件に適合するUSBドライブの使用が必要です。
- 最小ストレージ容量64 GB。できるだけ保存領域が多いUSBドライブを使用してください。動画は大量の保存領域を占有することがあります。
- 4 MB/s以上の持続書き込み速度であること。持続書き込み速度はピーク書き込み速度とは異なることに注意してください。
- USB 2.0互換であること。USB 3.0のドライブを使用する場合、USB 2.0もサポートしている必要があります。
- 適切にフォーマットされていること(以下に説明するとおり)。
注
一部の販売地域では、http://www.tesla.comの推奨USBドライブを購入することができます。
USBドライブの自動フォーマット
USBドライブをフロントUSBポートに挿入し、
の順にタッチします。これによってUSBドライブがexFATとして自動的にフォーマットされ、TeslaCamフォルダが作成されます。これでUSBドライブで動画映像を記録して保存する準備が整いました。「USBドライブをフォーマット」は、USBドライブ(1つ以下のパーティションを持つもの)をフロントUSBポートに差し込んでいる場合に限って利用可能です。「USBドライブをフォーマット」を選択すると、そのUSBドライブの既存のデータが消去されてしまいます。この機能を使用する前に、保存しておきたいデータを別のデバイスに移動しておく必要があります。
USBドライブの手動フォーマット
Model SでUSBドライブをフォーマットできない場合は、コンピューターを使用してフォーマットしてください。
- USBドライブをexFAT、MS-DOS FAT (for Mac)、ext3、またはext4でフォーマットします(NTFSは現在サポートされていません)。
- TeslaCamというタイトルのベース レベル フォルダーを作成し、。1つのUSBドライブを、ダッシュカム、セントリーモード、およびオーディオ ファイル用に使用することができますが、exFAT USBドライブ上の各フォルダーに対して個別のパーティションを作成する必要があります。
- フォーマットが完了したらフロントUSBポートにUSBドライブを挿入します。後部にあるUSBポートはデバイス充電専用ですので、使用しないでください。Model SがUSBドライブを認識するまでに数秒かかる場合があります。
- 認識されたら、タッチスクリーンの上部にダッシュカムとセントリーモードのアイコンが表示されることを確認します。 Model S はこれで動画を記録をすることができます。注最初にセントリーモード(装備されている場合)を有効にする必要がある場合があります。の順にタッチしてください。
録画映像を見る
映像が保存されている場合、そのクリップをタッチスクリーンまたはコンピューターに表示することができます。
USBドライブに空き容量がない場合、これ以上動画を保存することはできません。USBドライブに空きがなくなることを防ぐため、保存されたビデオを定期的に別の装置に移動し、USBドライブから削除してください。
タッチスクリーンでの表示
Model Sがパーキングにシフトしているときに、タッチスクリーンで録画した映像を見ることができます。アプリ ランチャーのダッシュカム アイコンまたはタッチスクリーンの上部にあるダッシュカム アイコンをタッチします。画面の上隅にあるメニューアイコンにタッチします。タブには、すべてのビデオクリップのリストが、場所やタイムスタンプで整理されて、表示されます。必要に応じて、クリップを一時停止、巻き戻し、早送り、および削除します。
の順に移動して、すべてのダッシュカムおよびセントリーモードの映像を消去することができます。
注
ビューアを起動すると、ダッシュカムの録画が一時停止します。
コンピューターで表示
USBドライブをコンピューターに挿入し、TeslaCam(該当すれば)フォルダーに移動します。
TeslaCamフォルダーには、次のサブフォルダーがあります。
- 保存済みのクリップ: ダッシュカムを使用して保存したすべての記録が含まれます。
- セントリー クリップ: すべてのセントリーモード セキュリティ イベントで記録された録画が含まれます。USBドライブの記憶スペースが制限されると、もっとも古いセントリー クリップが削除されて、新しいクリップのためのスペースを提供します。一旦削除されたクリップを復元することはできません。